ゆたしゃる島交流宣言【伊江村】

令和3年7月30日、伊江村長と伊江村議長が豊島区役所まで来庁し、「ゆたしゃる島交流宣言」を締結しました。

宣言の題名にある「ゆたしゃる」は伊江村の方言で、「豊か」や「良い」という意味があります。「豊島（ゆたかなしま）」と「伊江島（いいしま）」を掛け合わせた「ゆたしゃる島」という宣言名といたしました。

調印式集合写真

ゆたしゃる島　交流宣言

豊島区は日本を代表する国際文化都市として文化と芸術を基軸としたまちづくりを進めるなかで、2020年に「ＳＤＧｓ未来都市」に選定されました。

伊江村は島のシンボル城山やサンゴのビーチが広がる自然豊かな美しい島です。観光業のほか農業や水産業も盛んで都会にはない魅力で溢れています。

豊島区と伊江村の間で永らく続けられてきた住民同士の交流は、２０１７年（平成29年）に豊島区の南池袋公園で伊江村の島らっきょうをPRする「伊江島フェア」として、1つの実を結びました。

住民同士が築きあげてきたこの交流は、それぞれの持つ歴史、文化、自然、産業を互いに尊重しながら、様々な分野での連携を進めることで、互いの魅力や価値をさらに高めることができるとの認識で一致いたしました。

豊島（ゆたかなしま）と伊江島（いいしま）に伊江島の方言で「豊かな」「良い」を意味する「ゆたしゃる」を掛け合わせた「ゆたしゃる島　交流宣言」は、住民間から始まり自治体間にまで至ったこの交流を未来へと繋げるものです。

両都市が相互の情報交換や多面的な交流を行い、様々な分野での連携を積極的に進めていくことを確認したものとして、ここに宣言いたします。

令和３年 7 月３０日

豊島区長　　　　　　　　伊江村長