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光化学スモッグ

光化学スモッグについて

大気中に排出された一部の化学物質は、太陽の光により光化学オキシダントと言われる大気汚染物質を作り出します。

4月から10月にかけて、日差しが強く、気温が高く、風の弱い日に、光化学オキシダントが高濃度になり、光化学スモッグが発生します。

特に7月、8月は、気温も高く、紫外線も強い安定した天気が続くため、光化学スモッグ注意報が発令されることもあります。

高濃度の光化学オキシダントの発生が継続される場合、学校などでの屋外活動が制限されることもあります。

光化学スモッグ発生メカニズムのイメージ図

光化学スモッグの発生メカニズムイメージ(「東京都環境局ホームページ」より)

光化学スモッグとVOCについて

光化学オキシダントの原因物質の一つに「VOC」(揮発性有機化合物:Volatile Organic Compounds)があります。

VOCは、ものを溶かす力や乾きやすさ、経済性から、工業的に広く使われているだけでなく、身近な生活用品として、様々な製品に使われています。

有機溶剤などのVOCは、揮発しやすいため、夏季は特にVOCの排出削減、排出抑制が必要です。

VOC対策に関しましては、以下のページをご覧ください。

豊島区の光化学スモッグ情報

豊島区では、東京都から提供された光化学スモッグ情報を、区立施設や鉄道機関に連絡し、垂れ幕・掲示板で注意を呼びかけています。

23区西部地域の光化学スモッグ発令回数

23区西部地域の光化学スモッグ注意報の発令回数

年度

令和元年度 令和2年度 令和3年度 令和4年度 令和5年度

注意報

5回 5回 3回 7回 3回

警報

0回 0回 0回 0回 0回

東京都では、都内を8地域に分けて、光化学スモッグ注意報等を発令しています。豊島区は23区西部地域に属しています。

光化学スモッグ情報などについて、東京都環境局より直接メール受信できます。

光化学スモッグが発生したときは

  • 屋外での活動をなるべく控えてください。
  • 自動車等の使用を極力控えてください。
  • VOCを含む製品の使用を控えてください。

光化学スモッグによる健康への影響

光化学スモッグが発生すると、目がチカチカする、目や喉が痛い、息苦しい、頭痛などの症状がでることがあります。

光化学スモッグの被害を受けた場合は、保健所に連絡してください。

お問い合わせ

環境保全課公害対策グループ

電話番号:03-3981-2405

更新日:2024年4月2日