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まちの紹介

池袋

池袋イメージ

池袋には毎日、本当に大勢(おおぜい)の人たちが集まります。池袋駅は、1日に電車を乗(の)り降(お)りする人の数は約264万人くらいです。これほどに池袋のまちに人が集まりだしたのはいつからでしょうか?お話は今から約75年前にさかのぼります。

◆池袋ヤミ市

ヤミ市の模型
(ヤミ市の模型(もけい))

池袋駅はむかしから山手線(やまのてせん)が通り、武蔵野鉄道(西武池袋線(せいぶいけぶくろせん))、東武東上線(とうぶとうじょうせん))の終点だったため、たくさんの人が集まりました。
戦争が終わってまちが復興(ふっこう)にむけて動き出すなか池袋駅の周辺には人が集まり、ヤミ市とよばれるお店が並(なら)びました。まちの活力(かつりょく)はここから生まれ、やがて、今の池袋のまちが作られるようになったのです。

◆池袋だからこその魅力(みりょく)

あうるすぽっと
(あうるすぽっと)

池袋のまちには大型の店舗(てんぽ)やおいしい料理を食べることができる飲食店(いんしょくてん)がたくさんあります。それだけではなく「東京芸術劇場(とうきょうげいじゅつげきじょう)」や「豊島区立芸術文化劇場(東京建物 Brillia HALL)(としまくりつげいじゅつぶんかげきじょう)」、「あうるすぽっと」といった大型の劇場(げきじょう)がたくさん集まっていることで知られています。そこでは、「池袋演劇(えんげき)祭」や「フェスティバル/トーキョー」といった舞台芸術をあつかったイベントが毎年、行われています。
また、マンガ・アニメやコスプレなどの文化も発信しており、「池袋ハロウィンコスプレフェス」を毎年開催(かいさい)していることも、見逃(みのが)すことができません。

 

◆4つの公園と真っ赤なIKEBUS(イケバス)

IKEBUS
(IKEBUS)

池袋駅のまわりには4つの公園があります。「南池袋(みなみいけぶくろ)公園」「中池袋(なかいけぶくろ)公園」「池袋西口(いけぶくろにしぐち)公園」「としまみどりの防災(ぼうさい)公園(愛称:イケ・サンパーク)」です。 この4つの公園が完成したことで、池袋のまちの魅力(みりょく)がより高まりました。

そして、これら4つの公園をつなぐ新たな移動手段として真っ赤な電気バスである「IKEBUS」が走っています。
おいしいごはんを食べて演劇を見た後には、公園でのんびり過ごしたり、IKEBUSに乗ってまちを眺(なが)めてみるのも楽しいです。

 

 

 

今でこそ、日本を代表する大きなまちにまで発展(はってん)をとげた池袋ですが、はじめは何もない焼け野原でした。
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更新日:2022年1月6日