ホーム > 区政情報 > 広報 > 報道発表 > 【報道発表】令和6年9月 > 「新たな障害者雇用モデルの実証実験に関する協定」を株式会社サンシャインシティと締結しました!
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令和6年9月6日
豊島区は、本日9月6日(金曜)に豊島区役所本庁舎にて、株式会社サンシャインシティ(東京都豊島区、代表取締役社長:脇 英美)と「新たな障害者雇用モデルの実証実験に関する協定」の締結式を開催しました。
株式会社サンシャインシティとは、としま子ども若者応援プロジェクトでの体験型支援の取り組みやサンシャインシティ社員への障害者差別解消法の合理的配慮に関するセミナーを実施するなど、これまでも本区とさまざまな関わりがあります。
本協定は、障害者が働く場として、株式会社サンシャインシティ内の事業所を実証実験のフィールドとしてご提供いただき、地域課題や一般就労の課題解決を目指すことを目的に締結し、企業内をフィールドとして実証実験を実施するのは23区初の試みとなります。
実証実験は2つ予定しており、1つ目は、障害等により外出して就労することが困難な方を対象に、自宅等の遠隔地から分身ロボット「OriHime(おりひめ)」を介して、サンシャインシティ内で接客対応を行う「遠隔操作型分身ロボット雇用モデル」です。2つ目は、精神障害等により長時間労働が困難な方が、サンシャインシティの事業所内で短時間就労を行う「超短時間雇用モデル(豊島区版)」の実施です。どちらも11月中に実証実験を行い、12月に効果検証を行う予定で進めています。
本協定締結にあたり、高際みゆき豊島区長は「超短時間雇用や直接自分が行かない遠隔操作の方法で、外の就労の場と繋がれるのは大きな1歩と考えています。就労が最終的な支援のゴールではありませんが、障害のタイプや程度により就労が難しい方に、まずはきっかけをつくっていきたい」とコメントしました。
日時: 令和6年9月6日(金曜) 13時00分から13時30分
会場: 豊島区役所本庁舎1Fとしまセンタースクエア
概要: 協定の締結、各代表の挨拶等
出席者: 株式会社サンシャインシティ 代表取締役社長 脇 英美 様
豊島区長 高際みゆき
協定の正式名称:「豊島区と株式会社サンシャインシティとの障害者就労支援事業の実証実験に関する協定書」
協定締結式の様子
OriHimeを操作する様子
株式会社サンシャインシティ内に、実際に障害者が働く場を、実証実験のフィールドとして提供していただき、地域課題や一般就労の課題解決を目指す
【対象者】障害等により、外出して就労することが困難な方
【内容】対象者が、自宅等の遠隔地から分身ロボット「OriHime」を介して、株式会社サンシャインシティ内で接客対応を行う
【対象者】障害等により、長時間労働が困難な方
【内容】対象者が、株式会社サンシャインシティの事業所内で短時間就労を行う
実験フィールドのイメージ
豊島区地域支援協議会就労支援部会、都立北特別支援学校、近藤武夫教授(東京大学 先端科学技術研究センター 社会包摂システム分野)
立教大学 コミュニティ福祉学部、株式会社サンシャインシティ、株式会社オリィ研究所、東日本電信電話株式会社
障害者福祉課 施設・就労支援グループ(豊島区障害者就労支援センター) 電話:03-3985-8330