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主な意見と回答(令和4年10~12月)

【令和4年10月】

デマンド乗合タクシーの区内全域導入について

内容

高齢者を始め外出が困難な人の足が充実していないと感じます。幹線道路に出るのが大変なのです。そこで、デマンド乗合タクシーを導入し、区内全域の移動が気軽に安心してできるようにしていただくことを希望します。民間業者が一部地域で事業を行っているようですが、それを自治体の後押しで全域に展開するなど、方法はあると思います。

回答

豊島区は複数の鉄道や路線バスにより歩行に支障のない方々にとっては概ね移動サービスは確保されていますが、高齢者や障がい者、小さなお子さんを持つ世代などの交通弱者が不便である地域が存在しています。このような地域は、狭あいな道路が広がるエリアが多く、路線バスの運行が難しいため、都市計画道路の整備と併せたバス路線やオンデマンド交通などの新たな公共交通の導入検討を進める必要があります。現在実施している大塚地域でのAIオンデマンド交通「mobi」の実証実験もこの検討のひとつで、これが、公共交通として、将来的に安定した区民の近距離移動サービスになるのか検証しています。今後も誰もが安全・安心に外出可能な社会の実現に向け、新しいシステム含めた検討を進めて参ります。

【令和4年11月】

神田川沿の桜の病気について

内容

神田川沿の桜の木の根元や幹に根を腐らせて倒壊させるきのこが生えています。桜並木の周囲は住宅も多く、遊歩道になっており、倒壊したら重大事故になる可能性があり、近隣住民は不安があります。豊島区でも他の地域のように樹医の診断や若木に植え替えの対応をお願いします。

回答

神田川沿いの桜は樹木医による診断を行い、個々の桜に適切な処置を行っています。ご指摘のキノコが付いている桜は、昨年度に樹木医より病害虫に侵された枝の剪定、キノコの除去、薬剤の使用などでの対応が望ましいと診断結果が出ています。桜に負担をかけないため、気温の低い冬の剪定が望ましく、今年度の冬季剪定で対応予定です。なお、樹木医より伐採の必要性があると診断された桜は、伐採後、新たに豊島区駒込生まれのソメイヨシノを必要に応じて植え替えを行ってまいります。引き続き、適切な桜の管理に努めてまいります。

【令和4年12月】

車道と歩道の段差について

内容

新規工事はもちろん既存の道路の一部の段差を極力少なくして欲しい。一部部分のスロープ化することで、移動する車イス、ベビーカー、高齢者の歩行が楽になります。

回答

道路改修の際には、道路構造令や道路の移動等円滑化整備ガイドライン等のバリアフリー基準に基づき工事を行い、車道と歩道の段差は2cmを標準としています。この段差は、雨水を流すためだけでなく、視覚障害者が車道と歩道の境を確認するために必要な段差として整備しています。健常者であっても、2cmの段差が支障となる場合もありますが、この様な理由があって段差を設けていることをご理解ください。なお、標準の2cm以上に段差が生じている場合がありますので、具体的にご指摘いただければ、現場調査を行い、改善に向けて対応してまいります。

お問い合わせ

区民相談課事業・広聴グループ

電話番号:03-4566-2411

更新日:2023年3月3日