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更新日:2025年9月5日
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小型充電式電池(リチウムイオン電池等)の混入が原因と考えられる発火事故や水銀を含む製品の混入による運転の停止が、焼却施設や破砕施設において増加しています。いずれの場合もごみの受入を停止する可能性があり、ごみピット内の清掃または施設の復旧に多額の費用と期間が必要となります。
令和7年8月16日(土曜日)に、豊島区においてリチウムイオン電池によるごみ収集車両の火災が発生しました。
また、東京二十三区一部事務組合の粗大ごみ破砕処理施設及び不燃ごみ処理センターでは令和6年度において、159件の火災が発生しております。
令和2年11月の不燃ごみ処理センターの火災状況
令和5年11月の粗大ごみ破砕処理施設の火災状況
写真は東京二十三区清掃一部事務組合提供
リチウムイオン電池をはじめとした小型充電式電池は充電して繰り返し使え、便利である一方、衝撃に弱く、発煙・発火しやすい一面を持っています。
近年、小型充電式電池やそれを使用した製品が燃やすごみなど不適正な分別区分に混入されたことにより、収集車や清掃一部事務組合の破砕処理施設で火災が発生しています。火災が発生すると、収集作業の停止など、私たちの暮らしに多大な影響を及ぼします。
火災発生防止のため、リチウムイオン電池の正しい分別に一層のご協力をお願いいたします。
令和7年8月19日(火曜日)豊島清掃工場において、2号焼却炉の排ガス中水銀濃度が、法規制値 水銀濃度50μg /立方メートル Nを超えたため、焼却炉を停止しました。
23区内の清掃工場においては、ごみの中に水銀を含むものが混入し、焼却炉を停止する事態がたびたび発生しています。
清掃工場の焼却炉が停止すると、ごみの収集時間が遅れるほか、23区全体のごみ処理に多大な影響を及ぼします。また、焼却炉の復旧にも莫大な費用がかかります。
区民・事業者の皆さまにおかれましては、正しい分別方法でごみをお出しくださいますよう、よろしくお願いします。
電話番号:03-3981-1320