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失語症とは、脳の病気やケガなどで言葉に関わる脳の部位が傷つくことにより、「話す」「聴く」「読む」「書く」といったことが不自由になる障害です。
言葉は、社会生活を送る上でとても大切なものです。失語症になると、周囲の人との交流が減って孤立し、自信が持てずに大きな不安を抱える方もいます。また、自分の障害を周囲の人に理解してもらうことがさらに困難になるなど、その方の生活や人生に大きな影響を及ぼします。
「失語症の人のコミュニケーション支援事業」では、区内で活動する失語症の方の団体および区内在住の失語症の方に、コミュニケーション支援者を派遣します。「話す・聴く・読む・書く」などの失語症の方のコミュニケーションの不自由さをサポートし、安心して地域で生活し積極的な社会参加ができるようお手伝いをしていきます。
コミュニケーション支援者の派遣には、以下の2種類があります。
(1)団体派遣
対象:区内に活動の本拠を置き、区内在住の失語症の方が参加し、失語症の方の自立生活及び社会参加を促す団体
区民1名に対し、原則1名のコミュニケーション支援者を派遣します。
(2)個人派遣(令和7年度より開始)
対象:区内在住の失語症の方。障害者手帳の有無は問いません。
意思疎通支援が必要な場面に、コミュニケーション支援者を派遣します。
利用できる場面の例
会合・会議等、公共機関、病院、買い物、公共機関利用時、社会参加の場面等でのコミュニケーション支援
(政治・宗教活動、営利を目的とする活動を除く。)
午前9時から午後5時(個人派遣は、平日のみ)
1日6時間を限度
豊島区内(外出時は東京都内に限る)
無料
ただし、利用中の交通費、入場料等は、利用者または利用団体の負担となります。
心身障害者福祉センターまでお問い合わせください。
次のいずれかに該当する方を募集しています。
(1)言語聴覚士
(2)東京都が実施する「失語症者向け意思疎通支援者養成講習会(必修基礎コース)」修了者
(3)(2)と同等の技量を有する方(失語症会話パートナー等)
詳細は、心身障害者福祉センターまでお問い合わせください。
お問い合わせ
〒171-0031
豊島区目白5-18-8
電話:03-3953-2811
FAX:03-3953-9441
MAIL:A0015702@city.toshima.lg.jp
受付時間:月曜日から金曜日(祝日・年末年始を除く)
午前8時30分から午後5時