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「失語症の人のコミュニケーション支援事業」が始まります

高次脳機能障害とは

脳出血や脳梗塞、クモ膜下出血などの脳血管障害や、交通事故、脳炎などにより脳がダメージを受けると、その部位や範囲によりさまざまな症状が出現します。

手足のマヒなどの見た目でわかる障害は、本人も自覚しやすくまた周囲の人からも比較的理解されやすい障害です。それらに比べて認知機能に関する障害は「高次脳機能障害」と呼ばれ、外見だけでは本人も周囲の人も気づくことが難しい障害(見えない障害)です。退院後の生活で異変に気付き、専門医を受診して初めて診断されることも少なくありません。

具体的な症状は、次のようなものがあります。

  • 新しいことが覚えられない(記憶障害)
  • 段取り良く物事を進められない(遂行機能障害)
  • 気が散りやすく集中できない(注意障害)
  • よく知った場所で道に迷う(地誌的障害)
  • 思った言葉が出てこない(失語症)
  • 怒りっぽく(易怒性)疲れやすい(易疲労)

失語症とは

高次脳機能障害の中で、言葉に関わる障害を「失語症」といいます。

今まで何の不自由もなく使っていた言葉がうまく使えなくなり、言いたいことを話せない、人の話が理解できない、文字の読み書きができない、数字の理解が難しくなるなどの障害です。

言葉は、社会生活を送る上でとても大切なものです。失語症になると、周囲の人との交流が減って孤立し、自信が持てずに大きな不安を抱える方もいます。また、自分の障害を周囲の人に理解してもらうことがさらに困難になるなど、その方の生活や人生に大きな影響を及ぼします。

「失語症の人のコミュニケーション支援事業」とは

この事業では、区内で活動する失語症の人の団体にコミュニケーション支援者を派遣します。失語症の人の「話す・聞く・読む・書くなど」のコミュニケーションの不自由さをサポートし、安心して地域で生活し積極的な社会参加ができるようお手伝いをしていきます。

1.派遣対象

次のすべての条件に当てはまる団体。

(1)豊島区内で活動している団体

(2)区内にお住いの失語症の人が参加する団体

(3)活動の中で、失語症の人がコミュニケーションを行う活動をする団体

豊島区内にお住いの失語症の人1名に対して、支援者1名まで。ただし、政治・宗教活動、営利を目的とする活動を除く。

2.派遣時間

午前9時から午後5時

1日6時間を限度

3.派遣先

豊島区内(外出時は東京都内に限る)

4.利用料

派遣費用は無料

5.申し込み方法

派遣を希望する団体には、団体登録をして頂きます。詳しくはお問い合わせください。

6.コミュニケーション支援者

失語症の福祉に理解と熱意のある心身ともに健康な方で、次のいずれかに該当する方

(1)言語聴覚士

(2)東京都が実施する「失語症者向け意思疎通支援者養成講習会(必須基礎コース)」修了者

(3)失語症会話パートナー

登録希望者は、応募用紙を提出後、登録団体の活動に2回以上参加。その後面接を行います。

報酬は、1時間まで1,200円。以降30分毎600円。

詳しい活動の流れなどはお問い合わせください。

 

心身障害者福祉センターでは、失語症を含む高次脳機能障害のご本人やご家族の相談・支援を随時行っています。お気軽にお問合せください。

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更新日:2020年8月6日