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写真は、虫眼鏡で見た蚊の幼虫(ボウフラ)
毎年蚊に悩まされている場合は、発生源が近くにあると考えてください。特に明るいうちから刺すヒトスジシマカの発生場所は近いと考えてください。写真の「こんなところが蚊の発生源」を参考に効果的な対策を行ないましょう。
殺虫剤は一時的効果しかないので、発生源の除去や改善を第一に行ないましょう。殺虫剤は発生源が取り除けない蚊が発生する場所に用います。使用する場合は、用法用量を守ってください。やみくもに散布するのは控えましょう。
発生源がなくなれば効果は永久的です。殺虫剤は一時的効果しかありません。
軒下の放置容器(多い)
野ざらしの大型容器
駐車場の車止め古タイヤ
放置古タイヤ
自転車、オートバイ、資材置き場、工事現場の雨避けシートに注意。
資材置き場の雨避けシート
雨避けシートのたるみ
植木鉢受け皿(多い)
バケツや洗面器利用の受け皿
植木用汲み置き水
汲み置き水からの発生が多い。
水を1~2週間に1回水を交換する。右の写真のように苔や藻が発生しているものは水の取替えや清掃がされていない証拠です。蚊が発生します。
放置ジョウロも注意。大きな汲み置き容器はメダカや金魚、カダヤシを飼いましょう。
公共場所でも家やお店の周りはきれいにしてさわやかに暮らそう。
草むらや植え込みの中に多いポイ捨て
ポイ捨て缶
水の交換ができない池や防火容器には魚をかいましょう。
蚊が媒介する感染症
蚊は感染症を媒介します。代表的なものに、マラリア、ウエストナイル脳炎(熱)、デング熱などがあります。地球温暖化や都市のヒートアイランド現象等によって、感染症を媒介する蚊の生息域が広がっています。通常時の蚊の対策について啓発をお願いします。
ビルや駐車場に多い雨水マス
蚊が発生する場合は、羽化阻害剤や殺虫乳剤を散布します。
これらの殺虫剤が手に入りにくい場合は、蚊、ハエ用などの殺虫エアゾールを、2週間に1回、水面に油膜ができる程度一吹きします(多量に散布しないこと、たくさん撒いても効果は変わりません。環境にもよくありません)。
豊島区では、巡回により雨水マスの対策を行なっています。(昆虫成長制御粒剤を散布しています)他の自治体によっては行なっていない場合があります。
雨水マスからの蚊の発生が多い場合は、各市町村の道路・公園の管理者に相談しましょう。
お問い合わせ
電話番号:03-3987-4176