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令和7年長崎獅子行列「道行き」を参観しました。

令和7年5月11日(日曜日) (於)椎名橋下広場

長崎獅子舞は、いまから300年ほど前の元禄年間に、長崎村に住んでいた伊佐角兵衛(いさ かくべい)が、病気平癒が叶ったお礼として獅子頭を作製し、神社に奉納したことが始まりと言われています。そして、「五穀豊穣」と「悪疫退散」、「病気平癒」を祈願するお祭りとして続いてきました。以来、何度かの途絶の危機を迎えながらも、地域の人々の手により伝承されています。

長崎獅子舞が、関東一円に見られるほかの「一人立ち三匹獅子舞」と違うところは、4つの獅子頭を持っているということです。四匹で踊るということはありませんが、極めて特徴的です。このように、関東地方の中でも際立った特徴を有し、古くから地元長崎で伝承されてきた民俗芸能として地域的な特徴がよく残されているということから、平成4年11月に、長崎獅子舞は豊島区の無形民俗文化財に指定されました。

長崎獅子舞の将来を担うのは、まさに子どもたちです。「長崎獅子舞を末永く伝えて欲しい」という地域の願いに応え、また、コロナ禍という困難を乗り越え、昨年からこの広場に会場を移し、たくさんの来場者をお迎えすることができるようになったと伺っております。豊島区教育委員会としても、地域の重要な文化財である「長崎獅子舞」を、地域の皆さんと力を合わせて、保護・継承に努めてまいります。

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庶務課庶務グループ

電話番号:03-3981-1141

更新日:2025年5月14日