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更新日:2025年6月16日

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雑司が谷すすきみみずく保存会定期総会・懇親会

「すすきみみずく」は、雑司が谷鬼子母神の名物として江戸時代から伝わる玩具で、すすきの穂を束ねて作られる人形です。その昔、貧しさゆえに病気の母親に薬を買えなかった娘が鬼子母神にお祈りしたところ、夢の中に鬼子母神が現れて、「すすきの穂でみみずくを作り、それを売って薬代にしなさい。」とお告げがありました。娘がお告げのとおりにしたところ、すすきみみずくが飛ぶように売れ、そのおかげで薬を買うことができたという逸話が由来となっています。それ以降、すすきみみずくは雑司が谷鬼子母神参拝の際の土産品として、今もなお、雑司が谷案内処等で販売されております。

すすきみみずくの制作技法の伝承と普及啓発を図るため、平成22年9月に雑司が谷すすきみみずく保存会が設立されました。また、豊島区においても末長く後世に残すべき文化財として、平成29年12月に「すすきみみずく製作」を豊島区の登録無形文化財に認定しました。毎年、南池袋小学校の4年生を対象に、「すすきみみずく」製作体験活動のご指導をいただいております。この場をお借りして、改めまして心より御礼申し上げます。

すすきみみずく

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