ホーム > 文化・観光・スポーツ > 文化 > 文化事業 > 芸術文化推進グループ > 企画展・収蔵品展 > これまでの企画展 > アトリエのときへ・10の小宇宙展
ここから本文です。
豊島区の旧長崎町を中心とした地域には、1930年代から1940年代にかけてアトリエ付貸家群が建ち並び、アトリエ村と呼ばれる一画が形成されました。アトリエ村には多くの芸術家たちが集い、芸術にかける情熱と制作活動に支えられた空間は、パリのモンパルナスに重ね合わせて「池袋モンパルナス」と名付けられました。安定した採光のため北向きにもうけられた大きな窓のある家並みは、アトリエおよびアトリエ村の象徴ともいえるものです。
今回の展覧会では、作家が多くの時間を過ごした制作現場であるアトリエに着目して、当時の様子を伝える作品をはじめ、アトリエ村を擁した豊島区にかつて暮らした5人の作家のアトリエ映像を初公開しました。そして、アトリエの主たちが制作した作品をそれぞれ「旅」になぞらえてご紹介しました。
※建畠覚造はアトリエ映像のみ。
出品作家
麻生三郎・入江比呂・小熊秀雄・桂川寛・齋藤求・高山良策・建畠覚造・鶴田吾郎・寺田政明・吉井忠
かつてアトリエ村があった場所、さくらが丘パルテノンを中心に、画家が暮らした豊島区内の場所を巡ります。
豊島区立郷土資料館受付にて販売。
公式図録『アトリエのときへ・10の小宇宙』価格:1,500円
オリジナルトートバック「A高山」「B寺田」価格:各700円
お問い合わせ
電話番号:03-3980-3177