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主な意見と回答(令和3年10月~12月)

【令和3年10月】

サスティナブルな取り組み」について

内容

豊島区に在住しています。豊島区は、芸術に特化した取り組みを行うなど、先進的な自治体であるという印象を持っており、住んでいることを誇りに思います。現在、持続可能な社会に向けた様々な試みがなされているので、豊島区でもその点について、もっと積極的に取り組んでいただけたらと思っています。例えば、区で所有する車にバイオディーゼルを導入することなどが考えられると思います。先進的に取り組むことで環境に配慮でき、すばらしいと思います。先日、とある企業同士が提携し、トラック輸送でバイオディーゼルを導入したと新聞報道がありました。地方自治体とも積極的に連携しているようなので、このような取り組みを是非とも推進していただきたいです。

回答

交通量の多い都心部において、自動車から排出されるCO2排出量への対策についても、重要な視点と認識しており、現在、水素エネルギーや電気自動車など、技術開発の動向を注視しております。今回、ご提案いただきました、バイオディーゼル車の導入につきましては、給油場所の確保など、課題も少なくないことから、直ちに導入することは難しいと考えておりますが、前述の水素エネルギーや電気自動車も含め、CO2排出量削減に有効な手段と思われます。近年、地球規模で気候変動の影響を受けており、温暖化対策は人類共通の課題となっております。本区は、2050年に温室効果ガス排出量実質ゼロを目指しており、先進的な技術を有する企業も含め、様々な主体との連携が不可欠と考えておりますので、ご提案いただいた内容については、今後の環境政策を推進する上での参考とさせていただきます。

「公園」について

内容

土曜日に大塚台公園でサッカーチームが公園を占拠して練習を行っており、普通に遊びたい人達が遊べない状況にあります。自身もフェンスの中で遊んでいたところ、サッカーチームがコーンを置き出し、勝手に練習を始めて、出ていけと言わんばかりな状況をつくられてしまい、とても悲しい思いをしました。夕方行った際にもまだ練習が行われて遊べませんでした。注意喚起をよろしくお願いします。

回答

大塚台公園のご利用に際し、ご迷惑をおかけしております。ボール広場は、子供たちが自由にボール遊びをできるように設置している施設ですので、独占的な利用は遠慮していただいております。今回、ボール広場入口に、新たに「野球・サッカーチーム等の団体利用はしないようお願いします。」と表示した看板を設置いたしました。

【令和3年11月】

区立小学校と学童クラブの連携について

内容

現在、子どもが区立小学校に通っていますが、休みの連絡がオンラインでできるようになり、非常に便利で助かっています。一方、学童クラブへの欠席連絡は電話で、さらに小学校にも連絡帳で連絡することになっており、煩雑で朝の忙しい時間に対応できず、忘れてしまうことが多々あります。学童クラブへの欠席・変更連絡もオンラインでできるようにし、小学校への連絡とも連携していただけると大変助かります。

回答

学童クラブでは、現在連絡帳にて出欠やその他の連絡のやり取りを行っておりますが、出欠・変更等を含めた各種事項について、学校に合わせたオンライン化を検討中です。しばらくの間は、従来通り連絡帳でのご連絡をお願いすることとなりますが、より使いやすいシステムとなるよう、いただいたご意見を取り入れながら改良してまいります。また学校との連携についても検討させていただきます。

外国人との共生への取り組みについて

内容

豊島区のHPでは、重点プロジェクトに多文化共生が掲げられていたのですが、それ以外のところで外国人との共生についての記載が少ないと感じました。現在、具体的に外国人の人々が抱える課題やそれに向けてどのような施策を考えているのかを教えていただきたいです。外国人との共生社会の先駆者としての豊島区になっていただきたいです。

回答

豊島区では、日本語が十分に理解できない方のために、区のホームページに「外国人のための生活インフォメーション」を開設し、日常生活に必要な情報を多言語で提供している他、来日間もない方のために行政情報動画「はじめて豊島区に住んでみた[留学生編]」を公開しています(いずれも7言語)。また、税や国民健康保険など外国人が多く来庁する窓口には、通訳者の他にテレビ電話を利用した通訳サービス(15言語対応)を導入しています。今後はAI自動翻訳機器の導入を拡大するなど多言語による対応を強化していく予定です。さらに、日本語が十分理解できない方に対して使う言語として利用が広がっている「やさしい日本語」をホームページなどに積極的に取り入れており、令和2年度に「やさしい日本語【書き言葉編】」として職員研修を実施したのに引き続き、今年度も「やさしい日本語【話し言葉編】」を開催し、職員の理解および意識向上を図っています。多言語による情報発信を進める一方で、令和元年には「日本語教育の推進に関する法律」が施行され、地方公共団体は地域における日本語教育の推進のために必要な施策を実施することとなりました。豊島区でも学校における日本語の初期指導や民間ボランティア団体等が運営する日本語教室の支援など、日本語及び文化・習慣の学習機会創出を促進していく方針です。外国人を支援する取組の一つとして、民間団体との連携によるフードパントリーがあり、食糧を配布する場で弁護士や社会福祉協議会に相談することもできるようになっています。新型コロナウイルス感染症の影響により、日本人と外国人が交流する機会も減少していますが、学校における英語教育や地域における交流イベントなどを通じて異文化理解を深めることで、日本人と外国人が共生意識を醸成するような取り組みも進めてまいります。以上のような取り組みを推進することで、国籍や人種の違いを超え、誰もが地域社会の構成員として共生していくことを目指しています。

【令和3年12月】

自転車と歩行者の共存について

内容

私は豊島区に居住し20年近くになります。何不自由なく暮らしておりますが、最近街で気になることがあります。それは「自転車と歩行者の共存」についてです。街を歩いておりますと自転車がすぐ脇を猛スピードで通り過ぎることが多々あります。歩行者と自転車がお互い気持ちよく過ごすための対策などは区として検討されているのでしょうか?

回答

豊島区といたしましても、自転車と歩行者の共存は、大きな課題であると捉えております。令和2年中において、区内の交通事故全体の発生件数が475件であったのに対して、自転車乗用中の事故の発生件数は246件と、自転車事故の割合は5割を超えました。自転車乗用中の事故の相手方としては、四輪車に次いで、歩行者が多くなっており、自転車の安全利用に対する取り組みは、重要度を増しています。区といたしまして、自転車利用者の運転マナー向上と交通ルール遵守のため、警察や関係団体と連携し、区内主要駅における交通安全キャンペーン活動時の自転車利用者への声がけや、各世代を対象にした交通安全教室等の普及啓発活動を通じて、より一層取り組んでまいります。令和3年度の新たな取り組みとして、食品配送サービス等の自転車利用ニーズの高まりに伴い、ウイロードにおいて、池袋警察署や地域の方々と連携し、池袋駅の東西を行き来する自転車利用者に対しての普及啓発活動を開始いたしました。また、ハード面の取り組みといたしましては、平成30年に策定した豊島区自転車走行環境計画に基づき、歩行者も、自転車も、安全・安心にまちを楽しめる走行環境づくりを目標に、自転車ナビライン(青色の矢羽根)の整備を行ってまいります。区内の道路を行き来するすべての方々が、安全に通行できるよう、区内の3警察署と連携し、より一層の普及啓発活動や自転車走行環境整備に取り組んでまいります。

「医療従事者への心遣い、ありがとうございます」について

内容

私は医療従事者です。先日3回目のCOVIDワクチンを接種しました。そのワクチン接種の書類の中に、医療従事者への感謝の手紙が入っていました。どの役所もこのようなことをしているのだと思っていましたが、感謝の手紙を入れているのは豊島区だけで、他のスタッフあてに届いたものには必要書類と説明文しか入っていませんでした。私達、医療従事者への心遣い、ありがとうございます。他のスタッフに自慢してしまいました。「いい区だ!」と言われ、豊島区民であることに誇りが持てたと同時に、昨今、本当に苦しかった私達の仕事に対する感謝の言葉に、これからも頑張ろうと思えました。

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更新日:2022年5月11日