ページID:53112
更新日:2025年7月1日
ここから本文です。
目次
令和7年7月1日
豊島区は、令和7年7月7日(月曜)に豊島区立トキワ荘マンガミュージアムが開館5周年を迎えることを記念し、7月1日(火曜)から27日(日曜)までの期間、記念企画を実施します。
トキワ荘は、昭和27年に建てられ、手塚治虫をはじめとする昭和を代表するマンガ家たちが若手時代に集い、切磋琢磨した伝説のアパートです。老朽化のため、昭和57年に解体されましたが、写真や聞き取りにより、外観から間取り、描きかけの原稿やペンが置かれたマンガ家の部屋から木造階段のギシギシと鳴る音まで、当時の姿を忠実に再現。令和2年7月7日(火曜)に、マンガやアニメ文化を次世代に継承し発信する拠点『トキワ荘マンガミュージアム』として生まれ変わり、今年の5月末時点で総来場者数の累計が21万人に上りました。
今回の記念企画では、トキワ荘の住人たちの寄せ書きが描かれた貴重な「トキワ荘のふすま」や、今年2月に他界された山内ジョージ氏が、トキワ荘の先生方の作品を文字絵にした掛け軸の展示のほか、本館開館時に100名を超えるマンガ家の先生からいただいた開館記念色紙を前期・後期に分けて令和7年12月28日(日曜)まで公開します。また、7月1日(火曜)から6日(日曜)の期間は、“区民無料デー”とし、区民の方の入館料を無料にします。
本企画実施にあたり区の担当者は、「地元のトキワ荘協働プロジェクト協議会をはじめ、全国のトキワ荘ファンの皆さまのご支援をいただき、ミュージアムは早くも開館5周年を迎えることができました。トキワ荘は、マンガ家をめざした若者たちが夢を叶えた場所、その取り組みを地域の文化として引き続き発信していきます。また、この5周年を機に、区民の方にも改めてトキワ荘を知っていただけたら幸いです」と話します。
令和7年7月1日(火曜)~7月27日(日曜) ※休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)
午前10時~午後6時(入場は午後5時30分まで)
大人500円、小中学生100円、未就学児・障害者手帳をご提示の方及び介助者(1名まで)無料
豊島区
公益財団法人としま未来文化財団
https://tokiwasomm.jp/(新しいウィンドウで開きます)
名称:豊島区立トキワ荘マンガミュージアム
開館記念式典での様子
※詳細はトキワ荘マンガミュージアムホームページをご参照ください。
1982年 12月 |
トキワ荘解体 |
1986年 11月 |
郷土資料館にて特別展「トキワ荘のヒーローたち 漫画にかけた青春」を開催 |
1998年 11月 |
郷土資料館にて収蔵資料展「トキワ荘のヒーローたち・2 漫画にかけた青春」を開催 |
2009年4月 |
南長崎花咲公園に記念碑「トキワ荘のヒーローたち」を設置 |
2011年3月 |
文化観光課(現:観光課)にて「トキワ荘マンガ文化の活用に関する基礎的調査」を実施 |
2011年4月 |
南長崎地域の町会・商店会等の地域住民を中心に「トキワ荘通り協働プロジェクト協議会」発足 (2016年に「としま南長崎トキワ荘協働プロジェクト協議会」に名称変更) |
2013年 12月 |
豊島区トキワ荘通りお休み処開設 |
2016年 3月 |
文化観光課(現:観光課)にて「トキワ荘等に関する基礎調査」を実施 |
2016年9月 |
(仮称)マンガの聖地としまミュージアム整備検討会議を設置 |
2018年2月 |
「トキワ荘関連施設整備基金」を創設 |
2019年10月 |
施設の正式名称が「豊島区立トキワ荘マンガミュージアム」に決定 |
2020年3月 |
豊島区立トキワ荘マンガミュージアム竣工(コロナ禍で開館は7月に延期) |
1 お祝い色紙特別公開
2 これまでの展覧会