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更新日:2025年10月28日
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大正大学表現学部メディア表現学科アート&エンターテインメントワークコース2年生の社会課題解決のための表現を考える講義に男女平等推進センターが参加し、「アンコンシャスバイアス(無意識の思い込み)」に関する広報企画を考えてもらっています。
学生は、グループに分かれて企画とプレゼンテーションを行い、優秀賞をとったグループの企画を形にしています。
令和7年度は、企画から撮影まで学生が一貫して携わり、「アンコンシャスバイアス」認知度向上を目的とした動画を作成しました。

▲企画発表の様子

▲学生の動画撮影風景
【作成した学生の感想】
今回の企画に取り組んだ背景には、誰もが気軽に見ているTikTokというプラットフォームを活用し、あえて親しみやすい音源にのせて、このテーマを扱うことを思いつきました。
「かわいい音に、意外なメッセージ」。このギャップがあるからこそ、多くの人に届くのではないかと考えました。
また、本学の理事長や豊島区長が出演することで、社会全体で偏見を見直していこうという姿勢も伝わると感じました。
ただ目立つだけではなく、ちゃんと意味がある。そんな動画を作りたいという思いからこの企画に至りました。
令和6年度は、「あなたの身近にあるアンコンシャスバイアス」に関するポスターを作成しました。

▲発表資料表紙

▲企画発表の様子

▲学生作成のポスター
【問題の答え】
問題の答えは、「転校生は日本生まれ日本育ちだったから」でした。
ポスターに描かれているイラストのように、外国人や外見から外国人かもしれないと思った人に日本語で話しかけられたとき、「日本語がお上手ですね」と伝えたことはありませんか。
この言葉は、その人が日本語を話さないだろうという思い込みを前提とした言葉です。その人の国籍や背景を確認する前に、自分の思い込みでコミュニケーションを図ると、その人に不快な思いをさせてしまったり、傷つけてしまったりするかもしれません。
こうした私たちの無意識な思い込みや決めつけに気づくきっかけになればと思い、この問題を作成しました。
【作成した学生の感想】
無意識の偏見、アンコンシャスバイアスを地域の人たちや学生たちに知っていただくため、私たちは、豊島区と連携してポスターを作成しました。
大正大学の建学の理念は「智慧と慈悲の実践」です。この理念に基づき、地域社会の皆さんと連携しながら、大学での学びを実社会に役立つものにするよう努めました。立案から実行までのプロセスを通じて、一つのことを成し遂げる、やり遂げることの難しさを実感したと同時に、それ以外も多くの学びがありました。私たちにとってとても良い経験になりました。ありがとうございました!
「女性が制作したとは思えない!」「男性なのに繊細!」
相手をすごい!とほめたい気持ちでつい言ってしまうことはありませんか。
無意識の思い込みは、日常にあふれていて誰もがもっています。悪気がないのに、相手を傷つけたり、決めつけたりしないために、
「無意識の思い込み(アンコンシャスバイアス)」に関するチラシを作成しました。
ぜひ無意識の思い込みに関する理解や弊害の解消のためにご活用ください。


進路選択における性別による「無意識の思い込み」普及啓発動画(東京都のホームページ)(新しいウィンドウで開きます)
電話番号:03-5952-9501