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若年性認知症とは、65歳未満で発症した認知症(アルツハイマー病、レビー小体型認知症、前頭側頭型認知症、血管性認知症)を言います。若年性認知症の原因となる疾患で多いものは、血管性認知症が最も多く、次いでアルツハイマー病です。平均の発症年齢は、51歳くらいです。
若年性認知症は、多くの人が現役で仕事や家事をしているので認知機能が低下すると、仕事のミスが重なったり、家事がおっくうになったりしますが、疲れや更年期障害、うつ状態と思って医療機関を受診する場合もあります。誤った診断のまま時間が過ぎたり、診断が遅れるケースもあり、発症から診断までに時間がかかる場合が多いと言われています。早めの気づきや診断、治療などにより、認知症の症状の進行を遅らせたり、今後の生活も整える備えができます。
若年性認知症の相談窓口は、認知症の症状や進行、相談の内容により、相談窓口が多岐にわたります。若年性認知症が心配なかた、若年性認知症と診断されたかた、ご家族のかたは、一人で抱え込まず、ご相談ください。
認知症コーディネーターや認知症地域支援推進員が支援します。
03-4566-2433(月曜日から金曜日/午前8時30分から午後5時15分)
地域にお住まいのかたの認知症に関する相談や介護保険、地域の福祉サービスなどについて総合的な相談に対応しています。
東京都の若年性認知症専門のワンストップ相談機関です。若年性認知症支援コーディネーターが、ご本人、ご家族、関係者のかたの相談に対応しています。相談内容により、面接や訪問による支援も行っています。
東京都若年性認知症総合支援センター(新しいウィンドウで開きます)
厚生労働省の認知症対策支援事業による若年性認知症の専門相談機関です。愛知県にある認知症介護研究・研修大府センターに設置されています。
若年性認知症にかかわる医療・福祉・行政・NPO等関係者のネットワークをはかりながら、本人及び家族が尊厳を保ち、安心して暮らせる社会の実現を目指して作られたNPO法人です。
若年性認知症に関する知識、相談先、お近くの家族会お連絡先など相談できます。
NPO法人若年認知症サポートセンター(新しいウィンドウで開きます)
若年性認知症のかたやご家族のかたが平穏に暮らせることを目的として、活動を行っている会です。
豊島区では、若年性認知症のかたやご家族のかたがご利用いただけるリーフレットを作成しました。利用できるサービスや相談窓口を簡単にまとめた内容になっています。
自分らしく生きるために一人で悩まず、ご相談ください。
若年性認知症の方・ご家族の方へ(リーフレット)(PDF:2,435KB)
お問い合わせ
電話番号:認知症対策に関すること 03-4566-2433、介護予防に関すること 03-4566-2434