ご家庭でのお子さんとのかかわり方
お子さんの不登校で悩んでいるかたへ
お子さんが学校を休みがちになると、保護者のかたにもいろいろな不安や焦りが出てくると思います。保護者だけで悩まず、抱え込まないでください。信頼できる人や関係機関に相談し、一緒に考えましょう。
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在籍校でのサポート
教育センターの活用
関係機関の活用
お子さんにこんな様子はありませんか
お子さんが抱える心身の不調が、不登校の要因となることがあります。必要な時は医療機関に相談するのも1つの方法です。
- さぼっているように見えてしまう
午後や夜、休日は元気にスマホを見たり友達と話したりできることがあります。そのため、周りの大人からは「学校に行きたくないから、朝だけ演技(仮病)しているのではないか」と誤解されてしまうことがあります。しかし、実際には本人の意思や気合ではどうにもできない「身体的な不調」が背景にある場合もあります。例えば思春期に多い身体の病気の1つとして起立性調節障害(OD)などがあります。
- 夜更かしのせいに見えてしまう
「夜遅くまで起きているから朝起きられない」と責められることもあります。しかし、思春期になると自律神経の乱れによって、体内時計がズレてしまうことがあります。
- 精神的な問題だけに見えてしまう
不登校や登校渋りのお子さんは、学校への不安やストレスが要因で自律神経が乱れている場合があります。ただ、そうした精神的な要因だけではなく、思春期の身体的成長が要因であることもあります。
- 長期休み明けは登校渋りが起こりやすい
長期休み明けは大人でも普段の生活に戻すのが大変です。それはお子さんも同じであり、長期休み明けは登校を渋ることがあります。その時期は、お子さんのいつもの様子と比べて変化がないか、各ご家庭で見守ってあげてください。心配なことがあれば、早めに学校などに相談してみましょう。

お子さんが安心して過ごせる居場所づくり
お子さんにとって家庭が安心して心身共に休養できる居場所であると、心が安定しやすいです。日常的なかかわりを通してお子さんとの信頼関係を深めましょう。まずは、一緒にご飯を食べることや少しずつ外出してみることなど「今できること」から一緒に始め、お子さんが安心して自分を表現できる学びの場を見つけていきましょう。
豊島区には在籍校の教室以外にも様々な学びの場があります。
学びの保障
- 隠された傷つきや気持ちに寄り添う
不登校自体がお子さんからのヘルプサインではありますが、そこには日常生活や学校生活での様々な悩み、学校に行けないことへの不安や孤独感が隠れているかもしれません。また、そういった気持ちが心身の不調として表れることもあります。なぜ自分が学校にいけないのかお子さん自身がはっきりと分かっていないことや、複雑な気持ちをうまく表現できないこともあります。原因究明を急がず、お子さんが表現できたことを受け止めましょう。
- お子さんと話をするとき
話を聞く際、むやみに否定しないようにしましょう。また、できないと感じることがあっても「やる気不足」や「努力不足」と決めつけないことです。放置にならないように見守り、命令・強制・脅しとならないように背中を押せるよう心がけましょう。気持ちを尊重し、相手を追いつめないことが大切です。
- エネルギーを貯めている期間
今のお子さんは、行動を起こすためのエネルギーを貯めている期間なのかもしれません。そのためにも、安心して休養できる居場所や自分の好きなことをやる時間が必要でしょう。そして、お子さん自身が進んで何かをやりたいという気持ちを育めるようサポートしていけると良いです。その気持ちや自分で見つけた好きなものは、大人になってもいろいろな場面で行動の後押しをしてくれます。
- エネルギーが貯まってきたら
安心できる居場所でエネルギーを貯めることができると、学習を含む様々なことに対する活力が湧いてきます。焦りは禁物ですが、お子さんのペースに合わせてできることから少しずつ活動の幅を広げていきましょう。学校の先生や教育センターなど関係機関と相談しながら、お子さんの頑張る気持ちを支え次のステップを目指します。

SNSやゲームの利用
お子さんのSNSやゲームの利用について様々な心配事が生じるかと思います。そんな時は無理に取り上げず、生活リズムが乱れないように見守りましょう。また、お子さんの様子によってはSNSやゲームから距離を置くという選択もあります。ルールを決める際には、保護者が一方的に決めてしまうのではなく、お子さんの意見も受け止めながら現実的に守れるルールを一緒に話し合って決めていきましょう。

関連情報
不登校に関する子どもと保護者への支援
教育センター