ホーム > 区政情報 > 広報 > 報道発表 > 【報道発表】令和6年10月 > 豊島区立郷土資料館で開館40周年記念収蔵資料展「としま文学プロムナード」を12月15日まで開催中!
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令和6年10月24日
豊島区立郷土資料館は、令和6年6月に開館40周年を迎えたことを記念し、収蔵資料展「としま文学 プロムナード」を12月15日(日曜日)まで開催します。
本展では「地域と文学」をテーマに、これまで収集した区ゆかりの作家の資料、地域での活動や交流について、年代を越えて地域ごとに紹介。豊島区全体を「東部」「西部」「南部」「北部・中央」の4つの地域にわけ、それぞれの地域に暮らした作家たちの言葉から、当時の街の様子などもわかるような構成とし、推理作家で2024年に生誕130年を迎える江戸川乱歩や、『桃太郎侍』で知られる山手樹一郎をはじめ、児童文学者の鈴木三重吉、坪田譲治、童画家の武井武雄や絵本作家の舟崎克彦など、区内に居住したさまざまなジャンルの作家に焦点を当てました。
また、区立鈴木信太郎記念館所蔵の美術作品や資料を展示する、鈴木信太郎記念館コレクション「三人の隠士(いんし)たち─碎巌(さいがん)・春耕(しゅんこう)・碧山(へきざん)─」を同時開催。初公開の作品を含め、髙森碎巌、西田春耕、青山碧山による明治後期の文人画などを中心とする展示作品を通じて、フランス文学者の鈴木信太郎と3人の芸術家の関係性や、信太郎に与えた影響などを紹介します。
区の担当者は、「豊島区というとマンガ・アニメのイメージが強いかと思いますが、戦前から多くの作家が住んでいました。本展では特に、作家と地域とのつながりを知っていただくため、豊島区内の様子を書いた文章や、日常生活、作家同士の交流に特に焦点を当ててご紹介しています。作家の視点で書かれた豊島区についての文章に触れ、区内散歩するような感覚で展示を楽しんでいただけたらと思います。」と話しています。
令和6年10月1日(火曜日)から12月15日(日曜日)
午前9時~午後4時30分
月曜日(11月4日は開館)、11月5日
豊島区立郷土資料館(西池袋2-37-4 としま産業振興プラザ7階)
無料
開館40周年記念収蔵資料展「としま文学プロムナード」(PDF:555KB)
「としま文学プロムナード」展示風景
「三人の隠士たち」展示風景
本展の担当学芸員が見どころを分かりやすく解説。展示室にてギャラリートークも実施。
日時:令和6年10月27日(土曜日) 14時から15時
会場:としま産業振興プラザ7階 豊島区立郷土資料館展示室
講師:本展担当学芸員 参加費:無料
※追加募集中です。郷土資料館窓口または電話(03-3980-2351)にて受付。
※定員に達し次第、受付終了。
生誕130年を迎えた区ゆかりの作家・江戸川乱歩の池袋での生活や、交友関係についてお話しいただきます。
日時:令和6年11月24日(日曜日) 14時から15時30分
会場:としま産業振興プラザ3階 研修室2
講師:後藤隆基氏(立教大学江戸川乱歩記念大衆文化研究センター 特定課題研究員)
参加費:無料 定員:30名 ※応募者多数の場合は抽選。
※10月21日からホームページ内申し込みフォーム又は往復はがきにて募集開始。11月11日必着。
※申し込みの詳細はホームページをご確認ください。
毎月第4土曜日14時から学芸員による解説を行います。
日時:令和6年10月26日(土曜日)、11月23日(土曜日) 14時から14時40分頃
会場:豊島区立郷土資料館常設展示室・企画展示室
参加費:無料 ※申込み不要・当日直接会場へお越しください。
乱歩生誕130年を記念して、当館所蔵《江戸川乱歩肖像画》のマグネットを制作。本作は、乱歩の還暦を記念して出版された雑誌『別冊宝石 江戸川乱歩還暦記念号』の表紙にもなっています。
区ゆかりの作家にまつわるモチーフのイラストをちりばめたマスキングテープです。
文化デザイン課 郷土資料館管理運営グループ 電話:03-3980-2351
お問い合わせ
電話番号:03-4566-2533