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高次脳機能障害相談・支援事業

当センターは区市町村高次脳機能障害者支援促進事業の実施機関になります。

「高次脳機能障害」とは

脳出血や脳梗塞、クモ膜下出血などの脳血管障害や、交通事故による頭部外傷、脳炎などにより脳がダメージを受けると、その部位や範囲によりさまざまな症状が出現します。その症状のうち、記憶や判断する等の能力の障害は「高次脳機能障害」と呼ばれます。

具体的な症状としては、次のようなものがあります。

  • 新しいことが覚えられない(記憶障害)
  • 段取り良く物事を進められない(遂行機能障害)
  • 気が散りやすく集中できない(注意障害)
  • よく知った場所で道に迷う(地誌的障害)
  • 思った言葉が出てこない(失語症)
  • 怒りっぽく(易怒性)疲れやすい(易疲労)

高次脳機能障害は手足のマヒなど見た目でわかる障害に比べて、外見だけでは本人も周囲の人も気づくことが難しい障害(見えない障害)です。退院後の生活で異変に気付き、専門医を受診して初めて診断されることも少なくありません。

当センターではそうした高次脳機能障害の疑いのある方、実際に診断を受けた方とご家族・支援者の方などが生活の中で感じるさまざまな問題を解決していくために以下の取り組みを行っています。

相談事業

どうぞお気軽にご相談ください。

  • 問題や課題を整理し、必要な情報提供や適切な支援を行います。
  • 高次脳機能障害の評価も行います。
  • 家族や支援する方に症状の説明や具体的な対応方法をお伝えします。
担当相談員 相談方法 受付日時 受付方法

理学療法士

作業療法士

言語聴覚士

電話相談

電話相談は随時受け付けております。

来所相談の日時については事前にご相談ください。

随時受付
来所相談

予約制

事前にご相談ください。

専門相談員 来所相談

原則、毎月第4月曜日

13時30分から15時30分

予約制

事前にご相談ください。

情報提供事業

高次脳機能障害の方やご家族、ケアマネージャーやヘルパーなどの支援する方の他、一般区民の方への周知を目的に「高次脳機能障害」の講演会やセミナーの開催、広報誌への情報掲載を行っています。

講演会やセミナーの情報は「広報としま」や「豊島区ホームページ」などでお知らせいたします。また、出前講座も行います。詳しくはお問い合わせください。

関係機関連絡

高次脳機能障害の方が、発症・受傷から在宅・社会生活まで途切れのない支援を受けられるように医療や保健福祉・就労支援機関と協力・連携を図るために、連絡会議を開催しています。情報交換、勉強会や事例検討会などを行っています。

家族支援

センターでは家族支援セミナーや家族交流会を実施しております。詳細は「広報としま」や「豊島区ホームページ」などでお知らせいたします。

その他通所事業

センターではその他通所事業を実施しております。

事業名 備考
自立訓練(機能訓練)事業 自立訓練の利用には「障害福祉サービス受給者証」と「サービス等利用計画」が必要です。

 

お問い合わせ

〒171-0031
豊島区目白5-18-8
電話:03-3953-2811
FAX:03-3953-9441
MAIL:A0015702@city.toshima.lg.jp
受付時間:月曜日から金曜日(祝日・年末年始を除く)
午前8時30分から午後5時

更新日:2024年6月19日