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風しんは、免疫のない女性が妊娠中(特に妊娠初期)に感染すると胎児が先天性風しん症候群(難聴、心疾患、白内障、発達障害など)となるおそれがあり、注意するべき疾患です。風しん抗体検査事業における実績(平成29年度)では、抗体検査受検者のうち32.6%(女性31.8%、男性34.3%)のかたが十分な抗体を保有していませんでした。
豊島区では、先天性風しん症候群の発生予防を目的とした風しん抗体検査および風しんの抗体価が低いかたへの予防接種費用を全額助成します。
なお、妊娠しているかたは本事業の抗体検査やワクチン接種の対象ではありません。
豊島区に住民登録がある満19歳以上70歳未満のかたで、下記に該当するかた(ただし、過去にこの事業で風しん抗体検査を受けたことがあるかたを除く。)
(A)妊娠を希望する女性(保険証など住所及び年齢のわかるものを実施医療機関で提示してください)※妊娠しているかたは対象外です
(B)妊娠を希望する女性のパートナーまたは同居のかた(1.検査を受ける本人の保険証など住所及び年齢のわかるものと、2.同居の女性の保険証など住所のわかるもののコピーを実施医療機関で提示してください。※同居していないパートナーは1.のみを提示)
(C)妊婦のパートナーまたは同居のかた(1.検査を受ける本人の保険証など住所及び年齢のわかるものと、2.同居の妊婦の母子手帳1ページのコピーを実施医療機関で提示してください)
ただし、昭和37(1962)年4月2日から昭和54(1979)年4月1日生まれの男性の方は、風しん追加的対策(第5期定期予防接種)制度によるクーポン券を用いた抗体検査をご利用ください。
上記1の風しん抗体検査の対象に該当するかたで、風しんの抗体価が低いことが確認できるかた(HI抗体価が16倍以下、EIA価8.0未満相当のかたが該当。ただし、20歳になった日以降に風しんを含む予防接種を2回以上受けたことがあるかたを除く。)
成人男性を対象とした、風しん追加的対策(第5期定期予防接種)制度とは抗体価の基準が異なります。
令和6年4月1日から令和7年3月31日まで(以降、通年で実施予定です)
豊島区内の実施医療機関で接種した場合は、無料です。
事前に電話で予約し、保険証など住所及び年齢のわかるものを持参してください。実施医療機関にある検査票および予防接種予診票に必要事項を記入して抗体検査および予防接種を受けてください。
(注釈)指定の実施医療機関以外で接種した場合は、自己負担となります。
下記の名簿に記載されている医療機関以外では、助成が受けられません。
お問い合わせ
電話番号:03-4566-2231