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令和2年7月7日にオープンした豊島区立トキワ荘マンガミュージアム(豊島区南長崎3-9-22)は、令和4年7月7日(木曜日)で開館2周年を迎えました。そこで今回、トキワ荘ゆかりのマンガ家の原点『漫画少年』をテーマに、開館2周年記念展示「漫画少年 大展覧号 ~幻の雑誌 完全揃い101冊~」を10月16日まで開催しています。
『漫画少年』とは、1948年(昭和23年)から1955年(昭和30年)に加藤謙一が興した学童社から発行された月刊誌で、トキワ荘と最もゆかりの深い雑誌です。現存数が極めて少ない貴重な『漫画少年』が101号全冊揃って展示されます。『漫画少年』の特徴のひとつに、読者参加のページが質・量ともに充実していたことが挙げられます。そのため、常連入賞者の名前は読者の間でも注目されるようになり、そこから交流も生まれ、トキワ荘にマンガ家が集まるきっかけにもなりました。
トキワ荘のマンガ家たちの投稿時代の作品や資料などと共に、子どもたちに夢を与え、多くの偉大なマンガ家やクリエイターを輩出した『漫画少年』の功績を、本展を通じて感じることができます。
貴重な『漫画少年』全冊が発行順で展示されます。同誌の「年表」大パネルも掲示されますので、年表を参照しながら実際の雑誌を見ることができます。
展示室入口に『漫画少年』の基本理念である加藤謙一の「創刊のことば」を大パネルで展示。入館者の記念撮影ができます。また、パネル前のガラスケースには、加藤謙一ゆかりの出版物や復刻版などを展示します。
永田氏寄贈による当館収蔵資料から選りすぐりの原画などを大パネルと共に紹介します。また、本展の締めくくりとして同氏が描いた『漫画少年』裏表紙画全作品の原画やパネルを展示します。
投稿作品などを使ってマンガの描き方をマンガで教える「漫画教室」や「漫画つうしんぼ」。トキワ荘に集ったマンガ家たちの『漫画少年』初入選作品や合作品、デビュー作品などを紹介します。
読者と編集部をつなぐ「まる子だより」のコーナーなども加藤謙一のアイデアで始まりました。その代表例が、「手塚先生をかこんで」という座談会の進行役をつとめた記事です。本展では、まだ宝塚時代の手塚治虫が描いた部屋のイラストや対談者と写る写真もパネル化して展示します。また、加藤謙一の長女・美紗子氏が晩年に行った父・謙一と『漫画少年』についての講演会の貴重な記録もパネル化して展示します。
令和4年 7月7日(木曜日)~令和4年 10月 16日(日曜日) ※ミュージアムHPからの予約優先制
10時~午後6時(入場は午後5時30分まで)
月曜日(祝日の場合は翌平日)
無料
豊島区
公益財団法人としま未来文化財団
トキワ荘協働プロジェクト協議会・株式会社手塚プロダクション
展示の様子1
展示の様子2
展示の様子3
8月7日までミュージアムの入口にミニ展示をし、8月3日から7日には、区立南長崎公園に笹竹約40本の飾りを設置します。短冊のぬりえは、トキワ荘ゆかりのマンガ家11名の作品のぬり絵で当館限定版の短冊です。
また、願い事が書かれた短冊は、8月に仙台の国寶大崎八幡宮七夕祈願祭に奉納いたします。
7月7日(木曜日)~8月7日(日曜日)
7月7日(木曜日)~8月7日(日曜日)
8月3日(水曜日)~8月7日(日曜日)
トキワ荘マンガミュージアム
短冊
ミュージアム入口でのミニ展示の様子
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更新日:2022年7月15日