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令和6年11月6日
豊島区では現在、トキワ荘通り昭和レトロ館(豊島区立昭和歴史文化記念館)にて、企画展「あの頃の給食とデパートでお子様ランチ」を、令和7年2月16日(日曜)まで開催しています。
本企画展では、昭和30年代以降の学校給食の変遷とデパートをめぐる娯楽に注目し、3つのコーナーに分けた展示構成にしており、世代を超えて楽しめる内容となっています。
展示コーナーⅠの「ああ懐かしの給食メニュー」では、かつての小学校の教室を再現し、二人掛けの木製机を展示台とし、食品サンプルを使って学校給食の変遷をわかりやすく紹介。昭和30年代の給食献立サンプルでは、脱脂粉乳、クジラの竜田揚げ、コッペパンと先割れスプーンなどを展示しています。
また、展示コーナーⅡの「デパート大食堂の記憶」では、家族4人が大食堂で思い思いのメニューを注文していることを想定し、食品サンプルを用いて、お子様ランチ、スパゲティナポリタンなどが並ぶ食卓を再現しています。
さらに、展示コーナーⅢの「屋上遊園地はワンダーランド」では、新幹線型の電動遊具を展示しているほか、かつての屋上遊園地の様子を撮影した白黒写真パネルを壁面に大きく掲示しています。
開催にあたり区の担当者は、「完全週休二日制が社会に定着するはるか前、デジタル技術、インターネット社会、SNSの普及とは無縁ながら、時間(とき)の流れがゆるやかな心地よさを展示会場で感じて欲しい」と話します。
令和6年11月1日(金曜)から令和7年2月16日(日曜)
午前10時から午後6時(入館は午後5時30分まで)
月曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始(12月29日から1月3日)
トキワ荘通り昭和レトロ館(豊島区立昭和歴史文化記念館)(豊島区南長崎3-4-10)
無料(1階マンガピットは有料)
トキワ荘通り昭和レトロ館企画展「あの頃の給食とデパートでお子様ランチ」
企画展のチラシ
企画展の様子
新幹線型電動遊具
文化デザイン課 郷土資料館管理運営グループ 電話:03-3980-2351