ホーム > まちづくり・環境・産業 > 自然・エネルギー > 交流都市との連携による「としまの森」づくり(カーボン・オフセット事業) > 「としまの森・ちちぶ」森林整備活動状況
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豊島区は、姉妹都市である秩父市と協定を結び、秩父市の 市有林を借りて、「としまの森・ちちぶ」として整備をして います。整備した森林は、区民のみなさんの環境学習の場、 また、秩父市との相互交流の場として活用していきます。
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年度 | 間伐・下草刈り | 遊歩道整備 | その他整備 |
令和5年度 | 0.34ha | 135m | 落石防護・落下防止用ネットの設置 |
令和4年度 | 0.35ha | 324m | 落石防護・落下防止用ネットの設置 |
令和3年度 | 0.35ha | 393m | 落石防護・落下防止用ネットの設置、ベンチの設置、敷砕石 |
令和2年度 | 0.35ha | 420m | 落石防護・落下防止用ネットの設置 |
令和元年度 | 0.5ha | 200m | 看板、柵・ロープ、ベンチの設置、記念植樹 |
「としまの森」看板
「としまの森」入り口に、看板を設置しました。看板には、秩父市産の杉やヒノキが使われています。
豊島区の木「ソメイヨシノ」
秩父市の木「カエデ」
看板横には、豊島区の木「ソメイヨシノ」と秩父市の木「カエデ」を植樹しました。
「ソメイヨシノ」の苗木は、散策道のまわりにも植えています。「ソメイヨシノ」の横には、区の花「ツツジ」の苗木も植えました。
間伐前
間伐中
間伐後
刈払前
刈払後
森林再生のため、間伐や下草刈り作業を行いました。
樹木は年数が経つと、密集してきてしまい、光が当たりにくくなってしまいます。そのため、森林の中に日光がよくさしこむように、
弱った木や、枯れた木を間引いて、木と木の間隔を広げてあげます。この作業を間伐といいます。
また、雑草が多いと樹木の育成の妨げになってしまうので、雑草や雑木を刈りとってあげます。この作業を下草刈りといいます。
「としまの森・ちちぶ」は、コナラやクヌギを主とする広葉樹林なので、このように、間伐や下草刈りを行った後は、
萌芽更新(ほうがこうしん)によって森全体が若返ることが期待されます。
萌芽更新(ほうがこうしん)とは、樹木の伐採後、残された根株の休眠芽の生育を期待して森林の再生を図る方法のことです。
下の写真のように、多くの広葉樹は、伐採した根株からたくさんの芽が伸びだしてきます。
年数が経ってしまった古い樹木を伐採し、萌芽を育てることで、森林の再生を図っていくのです。
萌芽更新(参考画像)
作業中
作業後
沢にかけられた橋
「としまの森」の入り口から、森を散策出来るように遊歩道を整備しています。斜面が急な部分には、落石防護・落下防止ネットも設置しています。
令和3年度は、「としまの森」整備範囲の一番奥側まで整備が終わりました。「としまの森」の中心部には沢があるので、渡れるように小さな橋をかけました。
遊歩道は自由に散策出来ますので、訪れた際はぜひ散策してみてはいかがですか。(一部急な斜面がありますので散策の際は、ご注意ください。)
柵・ロープ
間伐材ベンチ
「としまの森」の範囲が分かるように周囲を柵とロープで囲みました。
また現地には、間伐材を活用したベンチも置いてありますので、散策の際の休憩等にもお使いください。
年度 | 整備面積 | 二酸化炭素(CO2)吸収量(注釈) |
令和5年度 | 0.34ha | 3.4t-CO2/年 |
令和4年度 | 0.35ha | 4.5t-CO2/年 |
令和3年度 | 0.35ha | 4.5t-CO2/年 |
令和2年度 | 0.35ha | 4.5t-CO2/年 |
令和元年度 | 0.5ha | 5.7t-CO2/年 |
(注釈)埼玉県森林CO2吸収量認証制度による認証
お問い合わせ
電話番号:03-3981-1597