ホーム > まちづくり・環境・産業 > 環境・エネルギー > 交流都市との連携による「としまの森」づくり(カーボン・オフセット事業) > 令和7年度「秩父・環境交流ツアー」実施報告
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更新日:2025年9月29日
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令和7年9月20日(土曜日)に区内在住・在学の親子33名(大人16名、小人17名)が参加し、「秩父・環境交流ツアー」を日帰りで実施しました。
「秩父・環境交流ツアー」は、令和元年7月11日に、姉妹都市である秩父市と締結した「森林整備の実施に関する協定」に基づき、
区民の方の環境意識向上の促進と相互交流を目的として実施しています。
浦山ダムに到着。職員さんによる説明をいただきながら、実際にダムの内部や防災資料館(うららぴあ)を見学しました。
秩父市には4つのコンクリートダムがありますが、浦山ダムは、1999年に完成した重力式コンクリートダムで、治水・利水の面から重要な役割を担っています。1.洪水から下流の人々を守る、2.川の環境を守る、3.水道の水を使えるようにする、4.水の力で電気を作る、浦山ダムの4つのはたらきにあわせて放流することで、私たちの暮らしを支えてくれています。
浦山ダム見学の後は、秩父ファームステイにて、昼食。その後は環境講座と木工体験を行いました。
環境講座では、秩父市森づくり課の職員さんに「としまの森・ちちぶ」のことや、秩父市の自然についてお話いただきました。
木工体験(木の宝石づくり)では、秩父産材(けやき、くわ、くり、さくら、ひのき等)を使用し、オリジナルの宝石づくりを行いました。
その後は引き続き、秩父ファームステイにて、職員さんに説明をいただきながら、アーモンドの殻割り体験を行いました。秩父ファームステイの農場では、季節ごとにさまざまな農作物が栽培されています。秩父ファームステイでの体験は、子どもたちにも大変好評でした。
また、秩父広域森林組合の方と一緒に丸太切り体験も行いました。子どもたちものこぎりを持ちながら果敢に挑戦してくれました。切った丸太は焼印を押して、持ち帰ることができました。
秩父ファームステイを出発後、としまの森に到着。「としまの森・ちちぶ」において、どのような森林整備を行っているかについて、秩父市職員さんから説明をいただきながら遊歩道を散策することができました。また、森林組合の方による除伐の見学を行いました。
参加者アンケートの満足度では、92%の方に満足していただくことができ、同じく92%の方に環境への意識が高まった、との回答をいただくことができました。
電話番号:03-3981-1597