西池袋中学校チャレンジクラス(登校支援学級)「スリジエ」
チャレンジクラス(登校支援学級)「スリジエ」とは
「スリジエ」は、「今は学校に行けていないけれど、学校に行きたいな、学びたいな。」という生徒を支援し、通常の学級とは別の教室で、集団指導を基本としながら、教員が個別指導や少人数による授業を行うなど、個への支援を充実させることで「学校で学習を頑張りたい」という生徒の気持ちに応えていくことを目指しています。
「スリジエ」の由来
「スリジエ」(cerisier)とは、フランス語で「桜の木」を指します。豊島区がソメイヨシノ発祥の地であり区の木に指定されていること、花言葉に「私を忘れないで」「よい教育」「心の美しさ」等の意味があることから、「子どもの声に耳を傾け、誰一人取り残さない教育を実現する」という思いを込め、命名されました。
「スリジエ」の特徴
- ゆとりある生活時程、少人数の環境の中で、生徒の状況に合わせた授業を実施します。
- 体験的な学習や行事等を通し、生徒の主体性を大切にし、チャレンジする意欲を育みます。
- 定期的に本人や保護者と面談しながら個別の支援計画を立てます。スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーにも相談できます。
「スリジエ」の対象となる生徒
- 「スリジエに通いたい」という気持ちがある豊島区立学校に在籍または豊島区在住の児童生徒(児童は翌年度に中学1年生になる小学6年生が対象です。入学は翌年度です。)
- 何らかの心理的、情緒的、身体的若しくは社会的要因又は背景によって、年間30日以上出席しない又はすることができない状況にある不登校の生徒
- 教育センター適応指導教室(柚子の木教室)に通うことができた後に設定されるスリジエの体験入級(10日間程度)で、6割以上登校できる意欲のある生徒
- 入級審査会(教育委員会及び学校関係者等が出席)で「スリジエに通えること」、「入級が適切である」と判断された生徒(体験入級中の出席状況や活動の様子、在籍校や教育センターからの情報等を基に判断を行います。)
入級希望のかたは…
「スリジエ」入級には条件があります。在籍校または教育センターへご相談ください。
資料
【スリジエ入級・入学説明会】令和7年11月10日(午後2~3時)に開催いたしました。