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子どもの権利

豊島区では、子どもたちが希望をもって今を生き、次代を担って生きていくことを願い、平成18年に「豊島区子どもの権利に関する条例」を制定しました。
この条例では、大切な「子どもの権利」を定めるとともに、「子どもの権利」を守るために子どもに関わる人たちが果たすべき役割を定めています。

子どもの権利とは

条例では、子ども一人ひとりが持ち、大切に守られるものとして、以下のような「子どもの権利」を定めています。

  • 安心して生きること
  • 個性が尊重されること
  • 自分で決めること
  • 思いを伝えること
  • かけがえのない時を過ごすこと
  • 社会の中で育つこと
  • 支援を求めること

このような「子どもの権利」を広め、守るために区では様々な取り組みを行っています。

「子どもの権利」を知ってもらうために

「豊島区子どもの権利に関する条例」周知用パンフレット

「豊島区子どもの権利に関する条例」を広く知ってもらうために、パンフレットを豊島区役所や区の施設で配布しています。

「豊島区子どもの権利に関する条例」周知用パンフレット(一般用)

一般のかた向けパンフレット(PDF:5,876KB)

「豊島区子どもの権利に関する条例」周知用パンフレット(マンガ版)

マンガを用いたパンフレット(PDF:9,037KB)

「豊島区子どもの権利に関する条例」小学4から6年生学習パンフレット

小学4から6年生向け学習パンフレット「考えてみよう!『子どもの権利』」(PDF:3,881KB)

「子どもの権利」に関する出前講座

子どもに関わる方々が「子どもの権利」について学べるよう、子どもにかかわる施設や団体などを対象に、職員が出前講座を実施しています。

出前講座の実施を希望する方は、お気軽に子ども若者課管理・計画グループにご連絡ください。

子ども若者課管理・計画グループ

電話:03-4566-2471

子どもの遊び場、居場所を確保するために

「豊島区子どもの権利に関する条例」では、子どもが友達を集まったり、遊んだり、学んだりするなど「かけがえのない時を過ごすこと」を権利として保障しています。
子どもは遊びや学び、スポーツや文化など様々な体験を通じて自分らしく成長していくことから、豊島区では子どもの遊び場や居場所を確保する取り組みを行っています。

プレーパーク事業

プレーパークとは、「冒険遊び場」とも呼ばれ、「自分の責任で自由に遊ぶ」をモットーにした遊び場です。池袋本町プレーパーク
池袋本町プレーパークのほか、身近な地域で自由な遊びなどを体験できるよう、「出張プレーパーク」を実施しています。

子どもスキップ・中高生センタージャンプ

豊島区では、小学生や中高生が放課後などに集まり、遊びや学びなど様々な活動ができる居場所を提供しています。
具体的には、小学生の居場所である「子どもスキップ」、中高生の居場所である「中高生センタージャンプ」を運営しています。

子ども食堂

子ども食堂は、地域の大人が、子どもや保護者に無料や安価で食事を提供する場で、地域の居場所、コミュニティの場、ボランティアの場など様々な交流・支援の場となっています。豊島区は「としま子ども食堂ネットワーク」の事務局として、地域で子ども食堂に取り組む方々の支援を行っています。

子どもの学習支援

豊島区では、子どもが安心していきいきと過ごせる場を提供し、環境に左右されることなく学びの機会を持てるよう、子どもの学習支援団体が活動しています。区はとしま子ども学習支援ネットワーク「とこネット」を設立し、団体が運営のノウハウを共有する場を設けるとともに、活動を支援しています。

子どもの参加を進めるために

「豊島区子どもの権利に関する条例」では、子どもが自分の「思いを伝えること」や「社会の中で育つこと」を権利として保障しています。
豊島区では、子どもが社会活動に参加したり、自分に関わることに意見が言えるように、子どもの参加を進める取り組みを行っています。

としま子ども会議

区政に子どもの意見を反映することを目的に、子どもが区政などについて話し合い、としま子ども会議発表会
意見を発表する「としま子ども会議」を開催しています。
参加者が発表した意見や、意見に対する区の取組の方向性などは、下記リンク先の
報告書で公開しています。
としま子ども会議

利用者会議

子どもスキップや中高生センタージャンプジャンプで、利用者が施設運営やイベント企画などについて利用者会議
話し合う利用者会議を開催し、会議で出された意見を反映させるように努めています。

子ども地域活動支援事業

中高生センタージャンプの利用者に対して、保育園での子育て体験や高齢者施設でのボランティアの機会を提供し、地域活動への参加を促進しています。

子どもの参加推進事業

子どもが様々なことを学び、自分の意見を発表する機会を確保するために立教大学と連携した「豊島こども大学」、大正大学と連携した「としまこども寺子屋」を開催しています。

悩み事や不安を抱えている子どもを助けるために

「豊島区子どもの権利に関する条例」では、子どもが悩んだときや、傷つけられたときに周りの人に「支援を求めること」を権利として保障しています。
豊島区では、悩み事や不安を抱えている子どもを助けるために、子どもからの相談を受け付け、支援するための取り組みを行っています。

子ども若者総合相談「アシスとしま」

子ども若者総合相談「アシスとしま」では、子どもから若者までの様々な悩みを受け付けて、必要な支援に繋げています。来庁や電話、メールで相談することができます。

住所 豊島区南池袋2-45-1豊島区役所4階11番窓口
電話 03-4566-2476
メール A0017309901@city.toshima.tokyo.jp
受付時間

月曜日から金曜日の午前8時30分から午後4時30分

(午後4時30分から午後5時15分までは、相談予約のみ受け付けます。)

祝日や年末年始はお休みです。

子どもの専用フリーダイヤル

友達や家族との関係など、心配なことがあったらどんなことでも通話料無料で相談ができます。

電話 0120-618-471(むりはしないで)
受付時間

月曜日から金曜日の午前9時から午後6時

土曜日の午前9時から午後5時

祝日や年末年始はお休みです。

子どもの権利擁護委員

「豊島区子どもの権利に関する条例」に基づく子どもの権利擁護委員が、子どもからの相談を受け付け、子どもの権利擁護委員による相談
子どもの権利を守るための活動をしています。
子どもの権利擁護委員は各中高生センタージャンプで月1回訪問相談をしています。
実施日は各ジャンプのページをご覧ください。

お問い合わせ

更新日:2024年4月9日