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宮城ポスターサムネ

Caféふれあい
~1月にあった宮城県フェアに行ってきました~

更新日:2023年5月13日

スポット

豊島区役所4階にひっそりとあるCaféふれあい

用がないと行く機会がない、用があってもできれば行かずにすませたいのが役所関係だと思います。しかし豊島区役所に限っては、ふらっと訪れる価値のある場所。その建物は著名な建築家・隈研吾氏が外観デザインを監修したもので、マンションと本庁舎を一体化させたのは日本初の試みであったそうです。

エレベーターで10階に上がり、開いた扉の前に現れるのは空中庭園「豊島の森」。ビオトープを流れる水音を聴き、木々の隙間から眼下に広がる外の世界を眺めていると「天空の城」にいる気分を味わえます(それだけでも体験しに来てほしい。オススメです)。

イケエレベーター

専用のエレベーターがあります。

 

テラス修正済イケ

お天気の良い日はここからスカイツリーが望めます

豊島の森はそのまま階段伝いに下の階へと下れる構造になっています。高所恐怖症の人には難易度の高い階段。脚をガクガクさせながら慎重に降りて行くと8階、6階、4階に「グリーンテラス」というエリアがあり、ここで一息つけるようになっています(もちろん途中階から中に入りエレベーターで降りることもできます)。そしてたどり着いた4階、中に入った右手にCaféふれあいがあります。

イケ階段

風通しの良い階段に少しドキドキ

イケ池を覗く

小さな水路もあります

訪れたこの日、Caféふれあいでは「宮城県フェア」を開催していました。(宮城県フェアは1月で終了しています。次回のフェアをお楽しみに!)日替わりで宮城県の名物メニューが850円で味わえ、お土産に宮城県産米を使用したパックごはんも一ついただけるとのこと。日替わりのラインナップを見ると、「宮城県産大粒カキフライ」に「金華サバのづけ丼」、「本場の牛タン」……などなど、いかにも美味しそうなワードが並んでいます。訪問した日は「金華サバのづけ丼」の日。ゆっくりランチをする時間が取れない方は同じメニューでお弁当も用意されています。

ふれあい看板

Caféふれあいに来たぞ!

宮城県フェア

毎日来たくなるラインナップ。(宮城県フェアは1月で終了しています。次回のフェアをお楽しみに!)

メニューカフェふれあい

フェア以外のメニューも美味しそう

鯖定食

こちらは「金華サバの漬け丼」。メインの丼のほかに副菜の野菜が3品とスープ、ずんだ豆を使用したデザートもつきます。

ご当地フェアで奇跡の玄米に出会う

今回の宮城県フェア開催は豊島区と相互交流宣言をしている宮城県からのある相談がきっかけでした。その相談とは宮城県産米の「だて正夢」と玄米「金のいぶき」の推進に協力してもらえないかというもの。

「だて正夢」は「ひとめぼれ」を超える品種を目指し、10年以上かけて生み出されたブランド米。そして「金のいぶき」はもともと米油の原料として開発されたものが、あまりの美味しさに食用へと転向となったという逸話を持つ玄米。「玄米=食べにくい」という思い込みを払拭するほどの食味を持ち、一度は食べてみる価値のあるお米です。

今回の宮城県フェアでは食事の際に「だて正夢」と「金のいぶき」のどちらかを選べるようになっています。気に入ったら池袋駅東口にある宮城ふるさとプラザで購入も可能です。


伊達政宗お米

「だて正夢」と「金のいぶき」。どちらにしようか迷っちゃうな~

こうしたフェアはこれまでに北海道中富良野町や、鹿児島県鹿児島市のほか、宮城県でも登米市にフォーカスしたものなど、いくつか開催されています。メインとなる食材は毎回の現地のものを使用。

 フェア中は店内用のメニューと同じものをお弁当でも味わえるのに加え、それ以外に日替わりのお弁当も10種類ほど用意されているそうです。フェア用のものも通常のお弁当も前日までに連絡すれば予約できるとのこと。

Caféふれあいのこと

Caféふれあいの創業は1995年。障がいを持つ方が働ける場所を創設する目的で豊島区の産業プラザ2階にオープンし、区役所の移転とともに新庁舎内に移りました。今後も続々とご当地フェアの開催を予定しているCaféふれあいですが、フェア以外の時期もお勧めです。その理由の一つは台東区にある名店「カフェ・バッハ」(https://www.bach-kaffee.co.jp/)仕込みのドリップコーヒーを味わえること。実はCaféふれあいの初代店長はカフェ・バッハで修業をしていた方でした。現在はその初代店長から指導を受けた齊藤健店長がカフェ・バッハで自家焙煎された豆を使用し、丁寧に淹れてくれた珈琲を楽しめます(エスプレッソのみハンドドリップではなく、エスプレッソマシンでの提供)。

 ほかにも野菜不足の食生活を送る方には、野菜豊富なメニュー。幼児連れの方にはジュース1杯無料のサービス。スマートフォンを充電したいという方にはコンセント有りの席が用意されているなど、お勧めポイントがたくさんあるCaféふれあい。席の予約もできるので、ぜひ時間を作ってお立ち寄りください。

わりばし

 NAKAMEペンネーム:NAKAME

 自己紹介:豊島区で生まれ育ち、結婚・出産・子育ても豊島区。生粋の地元民として区内でちょっと気になる、人に話したくなる情報をご紹介できたらと思っています!

 

お問い合わせ

文化観光課観光交流グループ

電話番号:03-3981-4623

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