更新日：2024年1月12日

スポット

橋の世界～その１

 

時代が変わればまちの姿も変わるもの。

 

移りゆく街池袋の橋をめぐります。

街を便利に、美しく、それだけでなく、橋は人々の思いを巡らせる場所でもあるようです。

誰かと通った思い出や、橋から眺める景色を見ながら考えたこと…

街は変わっても、昔も今も、人は橋を渡って色々なことを思います。

 

橋というと、川の上にかかる橋を思い浮かべますが、豊島区には、線路や道路にかかる橋が多くあります。

 

第一弾は、人々の生活を格段に便利にして来た大きな橋を訪ねます。

 

１．道路や線路にかかる橋　≪ 池袋大橋 ≫

池袋駅の北口を出て、真っ直ぐ行くと現れる、線路をまたぐ大きな橋。

映画「天気の子」では、雪が降る中3人でこの線路沿いの歩を歩いていましたね。 

 

青空にそびえ立つ煙突（豊島清掃工場）

 

2013年に立教大学の美術サークル「サパンヌ美術クラブ」と「NOA Art Project」による制作のストリートアートを見て真っ直ぐ階段を上ります。

 

この場所には以前は全長70メートルもある、池袋大踏切（通称）がありました。

その開かずの踏切に悩まされ、北口の交通難解消のために作られたのが、池袋大橋です。昭和40年に、当時の金額にして約７億円の費用がかけられました。

 

交通渋滞の緩和が期待されていましたが、そこまでの効果はなかったそう…

しかし、交通マヒ解消の先駆けとして、大きな役割を果たしました。

数々のドラマやアニメのロケ地となっており、聖地巡りでも人気。

戦隊ものの決闘シーンやアニメの主人公の登校シーンなどにも多く登場します。

 

まるで迷路のような歩道。

山手線

 

大橋の下には、山手線、湘南新宿ライン、埼京線、東部東武東上線などが通ります。

 

埼京線の下を通る山手線

池袋大橋の向こう側、明治通りへ向かいます。

 

次回は、明治通りにある堀之内橋へ…

お楽しみに！

 

池袋大橋

住所：東京都豊島区上池袋2丁目

最寄り駅：池袋駅から徒歩6分、北池袋駅から徒歩10分