ホーム > 区政情報 > 広報 > 報道発表 > 【報道発表】令和4年8月 > 区制90周年記念事業 認知症対策事業 ~アルツハイマー月間 地域で認知症の方を支えるまちに~
ここから本文です。
令和4年8月23日
豊島区では、毎年9月の「世界アルツハイマー月間」に合わせて、認知症の啓蒙事業を行っています。
認知症は誰でもなりうる病気で、2025年には65歳以上の5人に1人が認知症になると推計されており、認知症の方が認知症とともによりよく生きていくことができるまちづくりを推進することが求められています。
今年は区制施行90周年の記念事業として、認知症について「知る・備える」「体験する」「多世代に渡り理解を深める」等、様々な取り組みを実施します。
9月7日には、認知症医療の第一人者であり、認知症ケアに長年関わり「日本認知症ケア学会」の理事長でもある繁田雅弘先生をお招きし、「安心して認知症になれるまちと予防」をテーマに講演会を行います。
「認知症は人生の終わりではない」と声高に言わなければならない現状は、きっと多くの方が心の中でそのように感じているからではないでしょうか。認知症は他人事ではなく、私たち一人一人の問題です。認知症の当事者になったことで、改めてこれからの自分を考え、新たな価値に気づいたとおっしゃる方も多いです。これからの、人生100年時代を豊かに「生ききる」ヒントとなる講演会です。
その他、夏休み親子向け認知症サポーター養成講座やVR認知症体験講座等、認知症を身近に感じやすい取り組みを行います。
区の担当者は「様々な活動に参加し、認知症を自分事として考えてみませんか。認知症についての正しい知識を持ち、認知症になっても安心して暮らせるまちを一緒につくっていきましょう」と話しています。
8月25日木曜日
午後3時から5時
としまみどりの防災公園(イケ・サンパーク 東池袋4-42)
9月7日水曜日
午前10時から11時30分
としま区民センター8階 多目的ホール(東池袋1-20-10)
東京慈恵会医科大学精神医学講座 主任教授 繁田 雅弘氏
認知症診療のオピニオンリーダーから認知症について学びます
9月15日木曜日
1回目:午後1時~2時30分
2回目:午後3時15分~4時45分
※2回とも同じ内容
としま区民センター 8階多目的ホール(東池袋1-20-10)
認知症の人が感じている世界をVR機器を用いて疑似体験します
https://www.city.toshima.lg.jp/167/koresha/ninchisho/2208051415.html
高齢者福祉課 介護予防・認知症対策グループ TEL:03-4566-2433