ページID:54838
更新日:2025年11月26日
ここから本文です。
目次
令和7年11月26日
豊島区は、11月25日(火曜)に区役所本庁舎にて、都内で唯一、外装用段ボールシートを製造可能な興亜紙業株式会社と「災害時等における段ボール製品等の調達に関する協定」の締結式を開催しました。
興亜紙業株式会社は段ボールの製造を主に行っており、本協定では、段ボール製簡易ベッドの他、段ボール製シートや段ボール製間仕切りといった、段ボール製品等の調達に関する内容を定めています。
本区では、備蓄倉庫が限られている課題を抱えていることから、省スペースで備蓄ができるエアベッドの備蓄を進めています。一方で、段ボールベッドは、高さがあることでほこりを吸いずらいことや、高齢の方の就寝・起床がしやすいといったエアベッドにはないメリットがあります。段ボールベッドを導入するには備蓄する際にスペースの確保が課題となりますが、本協定を締結することで、備蓄倉庫の課題をクリアしつつ、発災時に迅速に段ボール製品の供給ができる体制を整えます。
本区は、今後も個々の事情に寄り添うことができる避難所環境を整えていき、地域と共に支えあう安全・安心なまちを推進して参ります。
本協定締結にあたり、高際みゆき豊島区長は「区民がよりよい避難所環境で避難生活を送れるようご協力をいただけるのはありがたい。訓練や啓発稼働など平時の取組みの中でも協力をいただけるということで、段ボールベッドの使用方法などを区民に伝えていきたい。」とコメントしました。

締結式の様子

記念撮影