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更新日:2025年11月13日
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令和7年11月13日
豊島区は、11月29日(土曜)に大正大学(豊島区西巣鴨3-20-1)にて、「種子屋街道の歴史を今に伝える 地域に根差した種子屋の役割~これまでとこれから~」を開催します。
本イベントで紹介する種子屋街道※の「榎本家店舗兼住宅および新座敷」は、江戸時代から営まれてきた種子屋の歴史を今に伝える、戦災を免れた区内では数少ない戦前期の建築物であり、区内最古の木造住宅です(令和5年4月 豊島区区有形文化財指定)。
今回、この文化財の背景にある種子屋街道の歴史や、建物を後世に長く残していく意義などについて、広く知っていただくことを目的に、シンポジウムと現地見学会を実施します。第1部のシンポジウムでは、登壇者が種子屋街道の歴史や現在の種苗業について紹介・ディスカッションを行い、第2部の現地見学会では、直接「榎本家店舗兼住宅および新座敷」に行き、本文化財の見どころなどについて解説します。
主催者となる一般財団法人榎本種苗歴史文化財団の理事 加藤祐子氏は「区、学校、企業と力をあわせて『榎本家店舗兼住宅および新座敷』の魅力を最大限引き出し、特色のある地域づくりに貢献しながら、区民の方々と一緒になって盛り上げていきたい。本シンポジウムで、その種を蒔きたい」と話します。
※ 江戸時代から戦前までの期間、豊島区巣鴨から北区滝野川にかけての旧中山道沿いにあった多くの種子屋が軒を連ねた地域

「榎本家店舗兼住宅及び新座敷」
