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更新日:2025年9月28日

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生誕110周年 鈴木新夫展―画家のまなざし 描くということ―

鈴木新夫《うしろむき》油彩・カンヴァス 1969年 豊島区蔵

鈴木新夫《うしろむき》1969年、油彩・カンヴァス、豊島区所蔵

 

展示概要

この度、洋画家・鈴木新夫(1915~1980)の生誕110周年を記念して、東京初となる回顧展を開催いたします。福島県いわき市出身の鈴木新夫は、1939年にさくらが丘パルテノン(豊島区長崎二丁目)に転居してから逝去まで、画業のほぼすべてを豊島区の地で過ごし、制作を続けてきました。戦前から戦後にかけて、郷里の常磐炭鉱や近代化され変わりゆく東京の風景、工事現場などを取材。作品の主題は、風景を描くことから次第に、労働者、家族へと移り変わり、時に人知れず咲いている野の花や食卓に供した魚の骨など、日常にある何気ない光景に眼差しが向けられていきます。

その作品は、丹念なデッサンに裏打ちされた確かな絵画技法や独自のマチエールで描かれており、描かれた対象の本質を浮かび上がらせつつも、静逸さと穏やかさとを讃えるものです。「描くとは」という命題にひたむきに向き合った鈴木新夫の画業を展観します。

会期中、展示替えを行います。

  • 展覧会チラシ(PDF:1,076KB)
  • 会場:豊島区立郷土資料館(〒171-0021東京都豊島区西池袋2-37-4としま産業振興プラザ(IKE・Biz)7階)
  • 会期:2025年10月21日(火曜日)~12月14日(日曜日)
  • 休館日:月曜日(11月3日、11月24日を除く)、11月4日、11月25日の火曜日は休館。
  • 開館時間:9時~16時30分
  • 入館料:無料
  • アクセス:JR・地下鉄・私鉄「池袋駅」西口から徒歩7分(駐車場はありません。公共の交通機関をご利用ください)

関連イベント(随時更新)

講演会【事前申込制】

「美術と修復―《機関庫》と《うしろむき》ー」

概要:美術品が修復されることは、昨今では多くの方に知られるようになりましたが、実際にどのような工程を経て修復されているかを一般の方が間近に観る機会は少ないでしょう。本展で展示している《機関庫》と《うしろむき》は修復を経た作品です。これらを題材に、修復を担当された修復家をお招きし、美術の修復について学びます。

定員:50名(応募者多数の場合は抽選)

講師:渡邉郁夫氏(有限会社修復研究所21所長)

日時:2025年11月8日(土曜日)14時~15時30分

会場:としま産業振興プラザ6階・第3会議室

参加費:無料

申込方法:応募フォーム(新しいウィンドウで開きます)でお申し込みください。(準備中。2025年10月1日より公開)

応募期間:2025年10月1日(水曜日)から10月31日(金曜日)まで

ワークショップ【事前申込制】

「こどもモンパルナスーエコロジーアート・ヒロッタージュを作ろう!」

概要:道端で拾った小枝や、家の中にある不用品を材料として持ち寄り、鈴木新夫が発明したヒロッタージュにちなむエコロジーアートを制作します。自由にモノを作る喜びと、日常の不用品もアートの材料として再利用できることをこどもたちに発見してもらいます。制作に必要な画材(のり、ハサミ、絵の具、粘土等)は、会場に用意いたしますので、家にある廃材(包装紙、箱、電球、トイレットペーパーの芯等)を持ちよって、楽しいコラージュを作ってみましょう!

後片付けを気にせずに、汚れても良い服装で遊びにいらしてください。

対象:幼稚園から小学校低学年まで。未就学の児童は保護者の付き添いが必要です。

定員:10名(応募者多数の場合は抽選)

講師:山口心湖氏(画家)

日時:2025年11月15日(土曜日)14時00分~15時30分

会場:としま産業振興プラザ5階・美術室

参加費:無料

申込方法:応募フォーム(新しいウィンドウで開きます)でお申し込みください。(準備中。2025年10月1日より公開)
応募は、1人づつ応募してください。1回で複数人の応募はできません。

応募期間:2025年10月1日(水曜日)から10月31日(金曜日)まで

「描くということ―デッサン入門」

概要:鈴木新夫は、その生涯で多数のデッサンを残しました。その画業にちなみ、秋の果物を描きながら絵画の基礎となるデッサンを学ぶ企画です。特別な画材を使わずに鉛筆、消しゴム、紙を使用した、デッサン経験のない、初心者に向けてのワークショップです。
手ぶらでお越しください。

対象:小学校高学年から大人まで

定員:10名(応募者多数の場合抽選)

講師:山口心湖氏(画家)

日時:2025年11月24日(月曜日・祝日)13時30分~15時30分

会場:としま産業振興プラザ5階・美術室

参加費:無料

申込方法:応募フォーム(新しいウィンドウで開きます)でお申し込みください。(準備中。2025年10月1日より公開)

応募期間:2025年10月1日(水曜日)から10月31日(金曜日)まで。

豊島区立中央図書館企画展示コーナー展示開催中!
「鈴木新夫展ー池袋モンパルナスと常磐炭鉱」

豊島区立中央図書館では、「鈴木新夫展」開催を記念し、当館展示に先駆けて、鈴木新夫関連図書の展示を開催しています。

鈴木新夫の画集から、池袋モンパルナスの作家の関連書籍、また鈴木新夫の案内で、池袋モンパルナスの画家たちが戦中戦後にスケッチに出かけた常磐炭鉱やいわき市に関する書籍のご案内をしております。

貸出可能な図書もございますので、是非、中央図書館に足をお運びください!

鈴木新夫展@中央図書館展示風景1

鈴木新夫展@中央図書館展示風景2

 

開催期間:2025年9月27日土曜日から11月下旬まで

場所:豊島区立中央図書館4階展示コーナー(豊島区東池袋4-5-2ライズアリーナビル4・5階)

開館時間:平日は、午前10時から午後10時、土曜・日曜・祝休日は、午前10時から午後6時

休館日:第2月曜、第4金曜(祝休日の場合を除く)、特別整理期間、年末年始

開館状況は、豊島区立中央図書館の開館カレンダー(新しいウィンドウで開きます)をご確認ください。

学芸員toおしゃべりDayー対話型ギャラリー・トーク(準備中)

ミュージアムは静かにしなきゃいけないって思っていませんか?
確かに、たくさんの方が集うミュージアムでは、お互いを思いやり、静かに鑑賞することはとても大事です。
でも、絵を見ると何が描いてあるのかな?どうしてこんな色にしたんだろう?と、たくさんの疑問が湧いてきます。
皆さんはどんなことを考えながら絵を鑑賞されているのでしょう?

学芸員と参加者の皆さんと、たくさんおしゃべりしながら、1つの作品を鑑賞します。

日程:詳細は随時更新します。

対象:だれでも

参加費:無料

申込:不要(当日、直接、会場にお越しください。)

紙芝居がはじまるよ!(準備中)

鈴木新夫が絵を担当した紙芝居「海のお父さん」と「ありがとう」を上演いたします。

開催にあたっての詳細は現在準備中です。

鈴木新夫展「画家のまなざしを探して」@豊島区庁舎展示(準備中)

鈴木新夫が生まれた福島県いわき市から晩年までの画業をご紹介する展示。

詳細は随時更新します。

鈴木新夫ゆかりの地「福島県いわき市」@ファーマーズ・マーケット(準備中)

鈴木新夫展を記念して、ファーマーズ・マーケットに福島県いわき市が初登場!
12月の出店を予定しております。詳細は随時更新します。

関連リンク

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お問い合わせ

文化事業課郷土資料館

電話番号:03-3980-2351

文化事業課芸術文化推進グループ

電話番号:03-3980-3177