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更新日:2023年11月15日

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令和5年第3回定例会の報告について

区長に就任し、早いもので半年が経ちました。

日々、区長としての重責を噛みしめつつ、様々な行事やイベントに参加する中で、区民の皆様と交流し、皆様から元気をもらいながら職責を果たしています。

先日、区内の小学生から、とても嬉しい言葉をいただきました。「友達が子どもレターで『黒板が汚れていて、黒板消しで消しても跡が残ってしまいます』と書いて出したら、新しい黒板にかえてもらえました。ありがとうございます。」という言葉に、区長として勇気と元気をいただきました。

今後も区民の皆様に喜んでもらえるよう、決意を新たにしたところです。

第三回定例会は、9月20日から10月26日までの一か月以上をかけて開催する長丁場の定例会です。というのも、前年度の予算の使われ方が正しかったかどうかを集中的に審議する「決算特別委員会」が延8日間にわたり開催されたからです。令和4年度決算について、区が実施した様々な施策に対して議論が交わされ、区議会の認定をいただくことができました。

本定例会では、決算の認定のほか、条例5件、補正予算4件、その他について、ご審議いただき、全ての案件が採択されました。

「条例」では、主なものとして、旧第十中学校跡地に令和6年秋に開設予定の「豊島区立千早スポーツフィールド」について、開館時間、休館日、使用料等を定めるため、「豊島区立体育施設条例」を改正しています。

次に、年度途中からの事業実施や強化のための予算「補正予算」は、全会一致で採択していただきました。今定例会では、21億6,900万円、31件の補正予算を計上しています。

子育て・教育関係

  1. 私の公約の一つ。乳児がいる子育て世帯を対象として、見守り支援員による訪問と同時に、育児支援品を配付します。(6,307万7千円)
  2. 父親が出産・育児に関する知識を得る機会を設けるなど、男性の「産後うつ」への対応・予防を実施します。(700万円)
  3. 就労の有無にかかわらず、保育施設において、子どもを定期的に預かり、在宅での子育て家庭を支援します。(605万6千円)
  4. 医療的ケア児の受入れを行う私立認可保育所に対し、看護師の配置に対する補助を実施します(264万円)

防災

  1. 震災時の火災を防ぐため、不燃化特区内の対象住宅に、地震の揺れを感知し電気を遮断する「感震ブレーカー」を配付します。(3,424万6千円)

物価高騰対策

原油価格・物価高騰への支援として、区独自で公衆浴場、介護保険サービス提供事業者、障害福祉サービス事業者、幼稚園に対して補助金を支給します。

  1. 区内公衆浴場15施設(900万6千円)
  2. 有料老人ホームやグループホームなど(3,500万8千円)
  3. 地域活動支援センター(46万円)
  4. 私立幼稚園(457万2千円)

 その他

  1. 帯状疱疹ワクチンの費用助成について、想定を上回る申し込みがあることから、予算を増額し、希望者全員に助成を行います。(9,369万1千円)

その他、常任委員会では、様々な報告を行いました。

  • 区民による事業提案制度について
  • 繁華街におけるドブネズミの状況と対策について
  • 「こどもまんなか応援サポーター」宣言について
  • 若年ファミリー世帯専用の区営住宅の増設について 他

 

9月20日に行った、私の所信表明に対して、議員の皆様14名から、質問をいただきました(9月26、27日)。令和4年度決算の本区の評価について、全庁を挙げてのSDGsの推進について、私の区政にかける思いと将来を見据えた本区の区政運営についてなどの質問に対して、議会でお答えしています。

なお、当日の議会の様子は下記の関連リンクからご覧ください。

4月24日に区長に着任してから、脇目も振らず区政に取り組んできた、この半年間で、私が公約に掲げた「8つのまちづくり」の施策が一歩ずつ着実に実現されています。

その中の一つである「区民による事業提案制度」については、233件の提案があり、審査を通過した10件の提案について、11月10日まで区民投票を実施しています。

今後も、豊島区のよりよい未来を創造するために、区民の皆さまの声を大切にしながら、全力で取り組んでまいります。