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更新日:2023年12月6日

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令和5年第4回定例会の報告について

先日開催された「国連を支える世界こども会議 in TOSHIMA」では、「住み続けたくなる未来の豊島区」をテーマに、小学4~6年生の児童約50名からとても素敵なプレゼンテーションがあり、子どもたちのワクワクする提案に、時を忘れて聞き入ってしまいました。子どもたちの発想は本当にすごい!

また、今年度から開始した「子どもレター」「区民による事業提案制度」に続く、「もっと身近な存在になるための区役所改革」の第3弾、区民の皆様と直接意見を交換する「未来としまミーティング」が12月20日に教育施策をテーマとして開催します。

これからも子どもたちをはじめ区民の皆様の声を真摯に受け止め、区民視点での施策展開に活かすことで、私の区政運営の基本姿勢である「“ひと”が主役 みんなでつくる“としまの未来”」を着実に実現してまいります。

今年最後の第4回定例会が、11月15日から12月5日までの会期で開催されました。“区の法律”である条例改正が7件、年度途中で予算を措置するための補正予算5件など、区議会で審議をいただき、全ての案件が採択されました。

まず、「条例」の主な改正内容です。

  • 千川中学校が改築工事に入ることから、令和6年4月から仮校舎「学び舎ぴいす」に移転するため条例を改正しました。「学び舎ぴいす」は、子どもや保護者、地域に親しんでもらえるよう近隣の小中学校に愛称を募集して決定しました。複合施設である仮校舎では、本年10月から西部区民事務所と高齢・障害の相談窓口が一足早くスタートしています。
  • 令和6年3月に、「東池袋五丁目公園」を新たにオープンするため条例を改正しました。木密地域に整備されるこの公園の愛称は「HINODE GARDEN PARK」で、計画段階から地域の人たちの声を取り入れ、「幅広い世代が集い、遊び、憩える場」をコンセプトに整備しています。

「補正予算」は全会一致で採択されました。事業数28件の総額93億4,500万円です。

物価高騰対策

  • 区立小中学校在籍者と同様に、国立・都立等の特別支援学校に通う区民に対しても、区独自の給食費の補助を実施します。(小学校377万2千円、中学校194万2千円)
  • 物価高騰に直面する医療機関、薬局、訪問看護ステーション等に対して、区独自の支援金を支給することで、区民の健康を守る医療が安定して提供される体制を支えます。(3,369万6千円)
  • 本年11月に閣議決定された「デフレ完全脱却のための総合経済対策」に基づき、電力・ガス・食料品等の価格高騰支援として、住民税非課税世帯一世帯あたり7万円の給付金を支給します。(29億4,886万4千円)

児童養護施設を退所する若者等への支援

  • 児童養護施設や里親のもとから自立する際に、住居などの生活環境の整備にかかる生活費(支度金)や大学等への進学に要する学費(給付型奨学金)を、区独自に支給します。(830万円)

豊島区基本計画・基本構想

  • 区政運営の最高指針である「豊島区基本構想」や、区の計画体系の最上位に位置する「豊島区基本計画」を、社会経済状況や区民意識、区民ニーズなどの変化に合わせて、区政運営に早急に反映させるため、1年前倒しし、令和6年度末までに策定します。(594万3千円)

 

その他、新たな取組など様々な報告を行いました。
主なものは次のとおりです。

  • 施設予約システムのクレジットカード決済対応について

公共施設の利用予約の際に、利用料をオンライン上でのクレジットカードによる払いができるようします。

  • トキワ荘マンガミュージアムサロンの開設について

トキワ荘商店街の空き店舗の2階に、マンガ文化の発信、地域・観光の交流場所となるサロンを令和5年12月9日に開設します。

  • ふるさと納税の推進について

令和5年12月1日より区内伝統工芸品の返礼品を開始します。また、年明け以降は区内民間事業者等による返礼品を順次開始します。

  • 区民ひろば清和第二移転後の子どもスキップ清和について

区民ひろば清和第二は令和8年4月に移転予定であり、その跡地を子どもスキップ清和が利用することでスキップの面積を拡張します。

11月15日に行った所信表明に対して、13名の議員から災害対策、子ども施策、不登校対策、産前産後支援などついて一般質問をいただきました。
質問の一つひとつに11月21日と22日の議会でお答えしておりますので、是非、議会の様子を関連リンクからご覧ください