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更新日:2025年10月2日
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令和7年10月2日
豊島区は、令和7年10月11日(土曜)に、「第28回こころまつり」を長崎小学校で開催します。
こころまつりは、平成3年に旧長崎保健所(現在の長崎健康相談所)で行っていた、デイケアの活動を報告するために始まり、病気や障がいの有無にかかわらず、その人らしく生活できるまちづくりを進めることを目的に実施しているイベントです。
当日は、長崎小学校の児童による「長崎獅子舞」の演舞をはじめ、中高生センタージャンプ長崎の高校生による和太鼓の演奏や、就労継続支援B型※1事業所BaseCampによるラップ歌唱、明治安田による快眠講座のほか、参加団体による手作り雑貨の販売ブースや展示体験ブースなどを設置します。
さらに今回は、令和8年5月に開設予定の新保健所プレイベントとして、慶應義塾大学SFC研究所と共同で健康チェックブースを展開し、WEB上で行う骨の健康度診断や、骨パズル体験のほか、新保健所の健康づくりの支援拠点「わたしメンテラボ※2」に常設予定の体組成計を用いた「AIを活用した実証実験」も行います。
実証実験では、体組成計で取得した体内情報をAIが分析し、区内のおすすめスポット巡りや身近なところで行われている文化・スポーツ活動等を紹介します。新たな体験をきっかけに、楽しみながら健康づくりへの関心を高めるとともに、社会的孤立・孤独の予防に向けた取り組みを進めていきます。
開催にあたり、区の担当者は「こころまつりは、『こころの病』とは何か、『こころの病を抱えながら生活をする』とはどういうことなのか、もっとたくさんの人に誤解なく知ってほしいと願いながら毎年開催しています。長年の取組により、地域の皆さんに親しまれる行事となりました。ぜひ多くの方にご参加いただきたいです」と話します。
※1 障害や病気などにより、雇用契約を結んで働くことが難しい方に対して、就労の機会や生産活動の場を提供する障害福祉サービス。
※2 新保健所の目玉事業の一つで、保健師などの専門コンシェルジュが常駐し、常時6つの測定機器による健康測定ができるほか、ライフステージに応じた悩みが相談できる。
昨年の様子(長崎獅子舞)
昨年の様子(参加団体による演奏)