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ユーカリとむくサムネ

千川のココロのほぐし処
『BOOK CAFE ユーカリと尨』

更新日:2023年8月19日

スポット

皆様、こんにちは。

初めての記事になります、JIMO-TOshimaライターのしほっぴーです。

今回は、私の大好きなお店をご紹介させていただきます。

 

東京メトロ有楽町線・副都心線千川駅から徒歩4分。

うっかりすると通り過ぎてしまいそうなくらい街に溶け込んだ可愛らしいお店が今回ご紹介いたしますBOOK CAFE『ユーカリと尨(muku)』です。

オープンはコロナ禍の2021年9月。(もうすぐ2周年!)

オーナーは、優しい雰囲気で笑顔が素敵なご夫婦です。

『ユーカリと尨』という珍しい店名の由来は、お二人でお店の名前を決める時にご夫婦それぞれが好きなユーカリと尨が候補に挙がり、じゃあ合わせちゃえばいいんじゃない?ということだそうで、お二人の仲の良さがうかがえるエピソードです。

本好きなお二人は同じ図書館で働いていて出会ったそうです。

道理で本への愛情が満ち溢れているわけですね。納得!

こだわりと本への愛情が詰まった圧巻の壁面本棚

ユーカリとむく本棚と部屋

ユーカリとむく本棚

ユーカリとむく本棚ななめから

ゆーかりとむくマンガと雑誌

ゆーかりとむく小説

お店に入ると左側一面に壁面本棚が備え付けられています。

壁面本棚には、絵本や児童文庫、漫画、文芸書、人文書、実用書、エッセイなどの多種多様なジャンルの本が並びます。

本のチョイスはもちろんオーナーご夫婦。

ご自身が愛着のある本が並んでいますので、本を取りながら嬉しそうにお話ししてくださる姿に「ここに置かれている本は幸せだろうなぁ」と心が温かくなりました。

本だけでなく可愛いおもちゃやぬいぐるみが一緒に置いてあり、子供たちも遊びながら楽しい時間を過ごせるよう工夫されています。

地域の人が楽しめる場所にしたい!

ユーカリとむく屋上芝生

ユーカリとむく室内

 

2Fはイベントスペースになっており、地元の方が出店される「千川蚤の市」や図書館司書さんのよる肩こりに効くヨガ「ブックワームヨガ」、今夏は怪談話の独演会もあります。

個人利用で貸し切りもできるので、いろいろな使い方ができそうです。

おすすめは、芝が敷かれたベランダスペース。

芝の上に座り、外の風に吹かれながらのんびり読書タイムが楽しめます。

読むのに疲れたら空を眺めながらウトウト…至福の時です。

ここで月1回、おはなし会も開催されています。

「絵本の楽しさを広げたい。本に触れるきっかけを作りたい。」

そんなコンセプトなので、元気なお子様も大歓迎!というのもママさんたちにとっては嬉しいですね。

こだわりの飲食メニューも充実。クラフトビールもあるよ。

ユーカリとむくチーズトースト

ユーカリとむくネズミとビール

ユーカリとむくメニュー

ユーカリとむくドリンクメニュー

私が特筆したいのは、飲食メニューの充実っぷり!

そしてこれがどれも美味しいのです。 

オススメを挙げるのも難しいのですが、今回はクラフトビール好きのご主人がビールに合うように作っているというトースト・サンドイッチと厳選のクラフトビールの組み合わせをご紹介します。

 

【たまごチーズトーストとボル・ダム・ダブルモルト(スペインビール)】

 

贅沢なほど厚切りのトーストにたまごサンドの具を敷き詰め、その上にハムとチーズを惜しみなくトッピング。

パンはお隣の要町にある人気店「Sail Knotz Bakery」さんから仕入れたもので、ふわふわで甘みがある優しい味。

甘味と塩味のバランスが絶妙なこのトーストに合わせるのは、深みと旨味が凝縮されたAlc7%のスペインビール。

ブランデーのようなモルティな甘味がトーストに合う!

《本》をツールにして、くつろげる場所を提供したい。

ユーカリとむく絵本

ユーカリとむくカリタイムズ

ユーカリとむく絵本2

 

今回の取材でお二人とたくさんお話をさせていただいて、印象に残っている言葉。

「いい本、悪い本というカテゴライズはしたくない。」

「本は情報を得るだけでない。純粋に楽しんでほしい。」

 

お二人の言葉から、どうしてここがこんなにも居心地がいいのか分かった気がしました。

それは「寄り添う」ということを徹底しているから。

人に寄り添い、本に寄り添い、街に寄り添う。

人や街の変化と共に、本を愛しているオーナーご夫婦によって形を変えていくブックカフェ。

時に出会い、時に発見やインスピレーションを与え、時に癒しをくれる。

ここはそんな場所なのです。

 

《本》は、いつもそこにあるもの。

そして、気が向いたときに手を伸ばせば、いつでも応えてくれるもの。

目的のない本で新しい世界の扉を開くことの贅沢さ。

気まぐれに手に取ったその本が、あなたのこれからの人生に大きな影響を及ぼすことになるかも。

そんな小さな冒険の入り口が、BOOK CAFE『ユーカリと尨』にはあります。

 

お店情報

♢「ユーカリと尨」

(住所)豊島区要町3-3-17

(営業)11:00~20:00 月・木定休

(電話)03-6909-5552

(Instagram)BOOK CAFE ユーカリと尨(@eucalyptus.muku) • Instagram写真と動画(新しいウィンドウで開きます)

※予約は店頭・電話・Instagramから

 

しほっぴーペンギンアイコン ペンネーム:しほっぴー

 自己紹介:豊島区の行政書士でクラフトビールと銭湯愛好家。
 休日は主に水場(酒場、銭湯)に生息しています。

 

お問い合わせ

文化観光課観光交流グループ

電話番号:03-3981-1316

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