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更新日:2023年12月19日
スポット
皆様、こんにちは。
JIMO-TOshimaライターのしほっぴーです。
今回ご紹介するのは、椎名町にあるりんごスイーツと紅茶の専門店『林檎と紅茶と』
以前から気になっていたお店だったのですが、偶然にもオーナー兼パティシエの居石和恵さんと知り合うことができ、今回の取材が実現しました。
韓国風カフェ、アンティーク、グリーンをイメージ
美味しそうな香りと落ち着いた店内
居石さんは、デザインの学校を卒業後、就職氷河期に伴い就職を諦め、たまたま始めたお菓子屋さんのアルバイト先でタルトや紅茶と出会いました。
コーヒーが苦手だったこともあり、紅茶の魅力にはまったそうです。
「ニシイケバレイ」や「シーナと一平」のシェアスペースでその腕を磨き、2022年7月1日に椎名町にご自身の店舗をオープンされました。
居石和恵さんと旦那様の2ショット。お二人の優しい空気感が素敵です!
おしゃれなお店の扉を開けるとなんとも言えない甘くて香ばしくて優しい香りが広がります。
それもそのはず!カウンターには、美味しそうなスイーツがたくさん並んでいます。
テイクアウトもイートインもOKです。
後ろの棚にはこだわりの紅茶も並んでいます。
パッケージデザインも可愛いのでプレゼントにもいいですね。
タルト、スコーン、マフィン、クッキー、ケーキとりんごを使った焼き菓子が目の前に並びます。
今回、私がいただいたのは「りんごのタルト(500円)」と「アップルティーソーダ(550円)」
カウンターで注文をするとトレイにセッティングして運んできてくれます。
タルトは、りんごたっぷりで食べごたえあり。
アップルティーソーダは、りんごの味が強めで爽やか。紅茶の風味がアクセントになっています。
お店の可愛らしいロゴは、ホームメイドということで家がモチーフ。
よく見ると丸が全部いびつな形をでこぼこしています。
これは、お店で使っている「ふぞろいりんご(訳ありりんご)」を表現しているとのこと。
居石さんのご実家は、青森でりんご農家をされています。
「訳ありりんご」は規格より小さかったり、斑点が出ていたりするだけで味は変わらないのですが、正規の商品としては納品できなくなります。
行く先がなくなったリンゴをどうにか活用することはできないだろうかと考え、りんごのお菓子に加工して販売することを思いついたそうです。
今では月に120㎏ほど使うそうで、ご実家だけでなく全国のりんご農家さんから仕入れています。
「訳ありりんご」を店内でも販売しています。
「訳ありりんご」の「訳」を分かりやすく説明してくれています。
生まれも育ちも豊島区の居石さんの活動は、シェアキッチンでの経験も含めて2年半が経ちました。
1年目はとにかくがむしゃらに突っ走り、2年目に入ってやっと周りを見る余裕が出てきたそうです。
その中で感じたのは、ただ店を営業するだけではなく、地域に密着した場所にしたいということ。
そんな時に店舗の不具合で2か月休業を余儀なくされるというアクシデントが!
営業ができないという不安のなか、居石さんは考え方を変えて、せっかくできた時間を有意義に過ごそうと地域活動に積極的に参加されました。
そこで地域の方々と交流を深め、お店とともに居石さん自身のことも知ってもらい、今後様々なコラボ企画が計画されているそうです。
とても楽しみですね!
地域に密着した店にしたいというコンセプトは商品展開にも表れています。
お店に並べる商品は、こどもや妊婦さん向けにお酒を使っていないものやスパイスが強くないものを必ず1つはラインナップに入れるようにしているそうです。
りんごも紅茶もどこか懐かしいホッとする優しい味ですが、それにプラスして居石さんの細やかな気遣いが反映されてこの居心地のいい空間が生まれているのだと感じました。
「たくさんの地元の方にご来店いただいているのですが、中には店舗がおしゃれすぎて最初は入りにくかったという方もいらっしゃいます。子連れの方から、ご高齢の方まで幅広い年代層の方にご来店いただいていますので、気軽に扉を開けて覗いてみてくださいね。」(居石さん)
ここまで読んでいただいたのなら、あなたの口はもう「訳ありりんご」を欲しているはず!!
お腹も心もホッとする【癒しの場】にぜひ立ち寄ってみてください。
林檎と紅茶と
豊島区長崎2-2-11, エスポワール1階
西武池袋線 「椎名町駅」 徒歩5分
080-7095-2004
月曜日:定休日
火曜日~日曜日:10:00-18:00
インスタグラム
https://www.instagram.com/ringo.to_koucha.to/
フェイスブック
https://www.facebook.com/profile.php?id=100083546581368
ペンネーム:しほっぴー
自己紹介:豊島区の行政書士でクラフトビールと銭湯愛好家。
休日は主に水場(酒場、銭湯)に生息しています。
お問い合わせ
電話番号:03-3981-1316
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