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屋根工事の点検商法のトラブルが増えています

「近所で行う工事の挨拶に来た」などと言って突然訪問し、「屋根瓦がずれているので無料点検する」と言って点検したあと、「このままだと雨漏りが心配だ」などと不安をあおられ、工事の契約をし、高額請求された等のトラブルが増加しています。

【事例1】

自宅に突然「近くで工事をしているが、お宅の屋根瓦がずれているのが見えた。無料で点検します」と言って業者が来訪した。点検は無料だというので依頼すると、業者は屋根に上がり、撮影した瓦の写真を見せられた。「このままでは雨漏りするので早く工事をした方がよい。今日中に契約するなら、割引する」と勧誘され、70万円で工事の契約をした。契約金額が高額であり、事業者も信用できないのでキャンセルしたい。

【事例2】

屋根の無料点検をしているといる業者が訪れ、点検後に屋根工事を依頼した。その後、「外壁にもひびが入っている」と言われたのを皮切りに、床下工事やキッチンのリフォーム等次々に勧誘され、合計400万円以上の契約をしてしまった。

アドバイス

  • 突然訪問してきた業者には安易に点検させないようにしましょう。
  • 屋根工事はすぐに契約せず、十分に検討したうえで契約しましょう。
  • 保険金を利用できるというトークには気を付けましょう。
  • クーリング・オフ等ができる場合もあります。
  • 消費生活センターへの相談は、家族やホームヘルパー、地域包括支援センターなどの諸君からでも可能です。高齢者の消費者トラブルを防ぐには、不審な人間が出入りしていたり、困った様子が伺えたりしないか等、日頃から高齢者の生活や言動、態度などを見守り、身近にいる周りの方が変化にいち早く気づくことがとても重要です。自ぢかな高齢者がトラブルにあっているのではないかと気づいたときは、できるだけ早く相談してください。

トラブルにあった時には、「消費生活センター」へご相談ください

おかしいと思ったり、心配なことがある場合は、一人で悩まずに、お住いの地域の消費生活センターへ相談しましょう。

消費者ホットライン「188(局番なし)」では、お近くの消費生活相談窓口につながります。

お問い合わせ

産業振興課消費生活グループ

電話番号:03-4566-2416

更新日:2024年12月16日