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サブスクの請求トラブルに注意!

「契約した覚えがない」「請求が続く」といったサブスクリプションサービス(サブスク)のトラブルが発生しています。

【事例1】

パソコンのプリンターの調子が悪かったので、メーカー名を入力して解決方法を検索した。メーカーの公式サイトだと思い質問情報を入力したら、1回500円だった。クレジットカード番号や、氏名、連絡先などの情報を入力した。質問への回答は得られたが、あまり役にたたなかった。後日クレジットカードの明細を確認していたら、5000円程の請求があった。クレジットカード会社に連絡したら、有料質問サイトに会員登録したことになっていたようだ。請求を止めてほしい。

【事例2】

動画配信サービスの1か月無料の広告を見つけ申し込んだが、申し込んだことを忘れていたため1度も利用していない。半年経ってからクレジットカードの利用確認をしたところ、動画配信サービスの月額料金として毎月1500円程の引き落としが続いていた。動画配信サービス会社に連絡し、退会することと、1回も利用していないので返金してほしいと申し出た。退会は受け付けられたが、契約期間中の料金は請求されるとのことだった。納得できない。

アドバイス

インターネットの質問サイトや動画配信サービスなどは、会員登録して定期的に会費を支払うことにより継続的に利用できる「サブスクリプションサービス」の契約になっている場合があります。解約の手続きをしないと料金の請求が続きます。また、申込画面から、利用規約などのリンクを開かないと毎月定額の料金がかかることがわからない場合があるため注意が必要です。無料サイトと思っていても、クレジットカード情報の入力を求められた場合は何らかの料金がかかるケースがありますので、入力する前に必ず確認しましょう。

令和4年6月1日から、通信販売で内容を誤認させるような表示や、価格や回数などの重要事項を表示していない場合には、消費者が取消しを主張することができるようになりました。

トラブルにあった時には、「消費生活センター」へご相談ください

おかしいと思ったり、心配なことがある場合は、一人で悩まずに、お住いの地域の消費生活センターへ相談しましょう。

消費者ホットライン「188(局番なし)」では、お近くの消費生活相談窓口につながります。

お問い合わせ

生活産業課消費生活グループ

電話番号:03-4566-2416

更新日:2023年4月11日