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更新日:2025年11月11日

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ニセ警官詐欺にご注意!

警察官を装って、「あたなの口座が犯罪に使われている」などと不安をあおり、調査という名目でお金を振り込ませる特殊詐欺が増えています。

【相談事例】

  • 携帯電話に「○○警察署の××だ。あなたの銀行口座が犯罪に使われている」と、警察官を名乗る人物から電話があった。その後トークアプリ(LINE)のビデオ通話になると、警察の制服を着た男性に警察手帳を見せられた。「今すぐ警察専用の口座に振り込めば被害を防ぐことができる」と言われたので、相手が指定した口座に500万円を急いで振り込んだ。3日後にお金を返すと聞いていたが、返ってこなかったので〇〇警察署に連絡をしてみると、「口座が犯罪に使われた」捜査や「××」という警察官は存在せず、そこで初めて詐欺被害にあったと認識した。
  • 「▲▲県の警察署の××だ。詐欺グループからあたなのキャッシュカードが見つかった。犯罪に加担している可能性がある」と、都外の警察署から電話があった。調査のために出頭するように言われたが▲▲県は遠方なので断ると、「出頭できないならこのまま話を聞かせてほしい」と言われ、トークアプリ(LINE)のビデオ通話に誘導された。ビデオ通話には、警察の制服を着た××以外に「刑事」を名乗る私服の男性も映り、いきなり逮捕状を見せられた。「事件で使われた現金かどうか調査をするので、指定する口座に振り込むように」と強要され、言われるままに複数回に分けて合計1400万円を振り込んだ。

アドバイス

  • 警察は「口座が犯罪に使われている」「犯罪に加担している」などを電話で話したり、トークアプリ(LINE)のビデオ通話で警察手帳や逮捕状を見せて、やり取りをすることはありません。
  • 警察は「指定の口座に振り込むように」などと、お金の移動を要求することはありません。
  • 相手の言葉をすぐに信じず、一旦電話を切ってから自分で警察署に電話をして確認してみましょう。
  • 「+」から始まる国際電話番号からかかってくる詐欺の電話が数多く確認されています。心当たりのない電話には出ず、国際電話を利用しない場合は「利用休止」をしておくと安心です。
  • 被害の疑いがある場合は、最寄りの警察署に通報してください。

トラブルにあった時には、「消費生活センター」へご相談ください

おかしいと思ったり、心配なことがある場合は、一人で悩まずに、お住いの地域の消費生活センターへ相談しましょう。

消費者ホットライン「188(局番なし)」では、お近くの消費生活相談窓口につながります。

お問い合わせ

産業振興課消費生活グループ

電話番号:03-4566-2416