フリマサービスでのトラブルにご注意-個人同士の取引であることを十分理解しましょう-
インターネット上で個人同士が商品や役務を取引できるフリマアプリやフリマサイト等、フリーマーケットサービス(以下、フリマサービス)の利用が消費者の間で広がるなか、消費生活センターに寄せられるフリマサービスに関連する相談が近年増加しています。
【購入者からの相談事例】
- フリマアプリで購入した商品が偽物だったのに、出品者が返品に応じてくれない。
- フリマアプリで購入する際、条件として商品受取前の出品者評価を求められ応じたが、商品が届かない。
【出品者からの相談事例】
- フリマアプリで出品・発送したブランドバッグを購入者に偽造品だと言われ、商品代金が支払われない。
- フリマアプリで洋服を出品し発送したが、購入者から「商品が届かない」と苦情を受けた。
アドバイス
- フリマアプリでの取引は、主に売主と買主の個人間取引であり、トラブルが生じた際には利用規約により、当事者間で解決を図るよう求められています。リスクを伴う取引であることをよく理解して利用しましょう。
- 商品が到着し、受け取り評価をした後に問題に気付いても、相手と連絡が取れないことや出品者が返品に応じないことがあります。商品を受け取ったら、必ず商品の状態をよく確かめて、納得した上で受け取り評価をしましょう。
- 消費生活センターは個人間取引のトラブルに対して介入することはできません。
利用規約をよく確認し、ルールを理解して利用しましょう。トラブルが発生した場合には、アプリ運営事業者に連絡してください。
- 取引の際は、相手の取引履歴や評価欄等で情報収集したり、商品についての疑問点は事前に相手に確認するなどして、慎重に利用しましょう。
トラブルにあった時には、「消費生活センター」へご相談ください
おかしいと思ったり、心配なことがある場合は、一人で悩まずに、お住いの地域の消費生活センターへ相談しましょう。
消費者ホットライン「188(局番なし)」では、お近くの消費生活相談窓口につながります。