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結核は今も流行中です。日本では毎年1万人以上が発病し、約1500人が命を落としています。全国的には80歳以上の高齢者の割合が高いものの、豊島区の結核患者は40歳未満の方も多く、若い方も注意が必要です。
厚生労働省では、毎年9月24日~30日を「結核・呼吸器感染症予防週間」と定め、結核と呼吸器感染症に関する正しい知識の普及啓発を図ることとしています。
結核り患率とは、結核のまん延状況をあらわす指標です。一年間に新たにり患した患者数を人口10万人対率で表しています。豊島区は、全国、東京都に比べ高い水準にあります。
結核は、早期発見・早期治療によって治る病気です。長引くせき、たん、倦怠感、発熱などの症状があるときは早めに医療機関を受診してください。また、年に1回は胸部X線検査を受けましょう。早めの受診と定期健診があなたの健康を守ります。
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