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東西連絡通路(東西デッキ)

事業の概要・沿革

概要

池袋駅の鉄道敷地上部を活用して、池袋駅の東口と西口をつなぐ高架型の歩道(ペデストリアンデッキ)を池袋駅南北の2箇所(北デッキおよび南デッキ)で整備する計画です。

池袋駅は、JR東日本をはじめ4社8線の鉄道路線が乗り入れ、国内屈指の乗降客数を有する巨大ターミナルですが、乗換え利用が大半であり、駅の賑わいがまちの賑わいにつながっていません。また、増改築を繰り返してきた駅関連施設は、耐震性はもとより防火・避難などの災害時の安全性やバリアフリー対応、利用動線の交錯に伴う慢性的な混雑など多くの課題があります。

これら課題を解消することとともに池袋駅及び駅周辺地域では、さらなる魅力の向上と地域の活性化を実現するために、公共と民間との協力のもと、一体的・効率的な都市再生事業の一つとして東西連絡通路(東西デッキ)実現に向け関係者と協議を進めます。

東西デッキ整備イメージ

(整備イメージ)

個別施設のレイアウト及び通路幅員当の形状や位置は、確定したものではありません。今後、権利者・関係者と協議し計画を進めていきます。

主な検討経緯

昭和57年

豊島区基本計画に「東西デッキ構想」建設を明記、国鉄に協力依頼

平成4年

メトロポリタンプラザビル建設に伴う高架通路(ペデストリアンデッキ)(南デッキ西側受口)の完成

平成12年

「豊島区都市計画マスタープラン」策定

  • 池袋駅の東口と西口をつなぐ東西デッキ広場とそれを結ぶ歩道の建設計画の推進を記載

平成16年

「池袋副都心再生プラン」策定

  • 南側デッキ案、北側デッキ案の2案とともに、駅中央部上空デッキ構想を記載

平成19年

池袋駅及び駅周辺整備検討委員会発足

平成27年

「池袋駅東西連絡通路(東西デッキ)整備基本構想」

  • ガイドラインとして、北デッキ、南デッキ各々の「機能」や「整備手法」等について記載

池袋駅周辺地域(143ha)を「特定都市再生緊急整備地域」に指定

池袋駅周辺地域再生委員会発足

平成28年

「池袋駅周辺地域まちづくりガイドライン」策定

  • 東西の交流を促進する通路機能およびデッキ、地上、地下レベルをバリアフリーで結ぶ重層的で連続した歩行者ネットワーク、防災機能を備えた整備を進めることを記載

平成30年

「池袋駅周辺地域基盤整備方針2018」策定

  • 「池袋駅コア」の4つの整備項目のうちの一つとして、「東西連絡通路」を位置づけ、北デッキは東西の駅前広場を繋ぐ歩行者動線(空間)、南デッキはメトロポリタンプラザから明治通りまで接続する歩行者動線(空間)を整備することを記載

令和2年

「池袋駅コア・ゾーンガイドライン2020」策定

  • 駅機能更新や周囲の施設更新と連携し、一体的、効率的にデッキ施設及びデッキネットワークを整備することを記載

西武鉄道ダイヤゲートビル建替えに伴いびっくりガード上空デッキ(南デッキ東側受口)の完成

令和6年

「池袋駅コア整備方針2024」策定

 

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更新日:2025年3月13日