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池袋駅周辺では、環状第5の1号線を始めとする複数の都市計画道路の整備が進んでおり、地域をとり囲む大きな交通ネットワークができ上がりつつあります。このような交通環境の変化とまちづくりを連動させ、過度に自動車に依存しない、人と環境にやさしい交通環境を実現することを目指して、平成23年9月に「池袋副都心交通戦略~池袋の交通のあり方を考える~」を策定しました。
区庁舎の移転をきっかけとしたHareza池袋の開発や池袋駅西口での大型再開発事業の進展、旧造幣局跡地でのまちづくり事業の展開など、池袋駅周辺で新たな都市再生の動きが活発化する中、交通環境に対する需要も大きく変化しようとしています。このような都市環境の変化に適切に対応しながら「人と環境にやさしい都市」を実現するため、令和2年3月に「池袋副都心交通戦略」を更新し、令和2年8月には「都市・地域総合交通戦略要綱(国土交通省)」に基づく「都市・地域総合交通戦略」として国土交通大臣より認定を受けました。
池袋駅東口駅前では、明治通りを多くの自動車が通過しており、駅とまちを分断していることや、安全な滞留空間が不足している他バスやタクシーの乗降場が広範囲に分散しているため乗換が分かりにくいなど、多くの課題を抱えております。
これら課題を解消することとともに、池袋駅前に集中する自動車利用を駅前以外の場所に誘導していくなど、道路空間におけるウェイトを歩行者にとりもどし、歩行者と他の様々な交通とのバランスを見直していきます。人中心の交通環境を実現していくため、道路空間の再編により、明治通りのクルドサック化※とグリーン大通りの広場化等、安全で快適な歩行者空間と動線をまちへ広げるための検討を進めていきます。
クルドサック化とは…フランス語で袋小路(cul-de-sac)を意味し、道路の一端を行き止まりにした道路形式のことを指す。池袋駅東口駅前再編においては、明治通りを遮断し、グリーン大通りを挟んだ南北にロータリーを設け、そこにバスやタクシー等の乗降場の交通機能を配置することを想定している。
<池袋駅東口駅前クルドサック化・広場化の整備概念イメージ>
<池袋駅東口駅前再編のイメージ(池袋駅周辺地域基盤整備方針2018より)>
「人が主役」となる交通環境を目標に掲げる。具体化するための方針として、グリーン大通りと一体なった駅前広場の創出、交通結節施設の再配置、駅前通過交通の迂回誘導等について記載
グリーン大通りの道路空間と民有地との一体的な活用、バス・タクシー乗場等の施設配置の見直し、駅前広場周辺街区の都市開発と機能連携した空間確保、地下と地上が一体となったサンクンガーデンなどの整備、駅前広場の通過交通の抑制と歩行者優先の道路空間の形成について記載
「池袋駅コア」の4つの整備項目のうち一つとして「東西駅前広場」を位置付け。駅まち結節空間の整備、明治通りの車線数減少、南北ロータリー化による歩行者空間の拡大整備をすることを記載
明治通りの通過交通を抑制、バス・タクシー等を集約化、駅前歩行者優先空間の拡大整備(グリーン大通りの広場化)、各交通モードの切り替え機能を強化等の記載
東口駅前広場について、広場南北のロータリー化、公共交通の集約化等について記載
令和2年8月に「都市・地域総合交通戦略要綱(国交省)」に基づく「都市・地域総合交通戦略」として大臣認定を受ける
第5回としま子ども会議にて、池袋駅東口駅前広場の形や使い方等について、子どもたちの意見を聞いた
(としま子ども会議の詳細については、上記リンク先よりご確認いただけます)
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