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地図や絵図は、地表にあるさまざまな地理情報を、文字、記号や色彩を用いて一枚の紙に集約したものです。今日の生活でもメモ帳に略図を描いたりするように、もともと人々が生活していく上での必要性から生まれ、生活の変化や技術の進歩とともに変遷を重ねてきました。
同一地域の地図や絵図を年代順に並べてみると、その地域の土地利用がいつごろから、いかに変化し、景観がどのように変貌してきたかがひと目でわかります。つまり、地図や絵図は、かつての歴史的事実を鮮やかに蘇らせてくれる貴重な歴史資料でもあるのです。
当館では、1984年(昭和59年)の開館以来、豊島区地域に関連する地図・絵図類の収集に努めてまいりました。今回の収蔵資料展では、それらの一部を展示いたします。地図や絵図にはどのような情報が込められ、いったい何を読み取ることができるのか、その面白さを実感していただけると思います。初公開となる資料もありますので、どうぞご来館下さい。(展覧会チラシより)
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