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旧丹羽家住宅蔵

旧丹羽家住宅蔵

<国登録有形文化財>

旧丹羽家住宅蔵は、昭和10年(1935)年の建築。もとは主屋の北側に木造土蔵造2階建の蔵が建っていたが、8代目茂右衛門が、9代目の結婚の際に主屋の増改築とあわせて鉄筋コンクリート造りの蔵に建て直した。

蔵は出入口を東面に設け、廊下で主屋とつながっていた。また扉上部の兜桁と両脇の実柱に大理石が貼られている。外壁は、主屋とつながる部分を除き、モルタル下地に大理石の砕石粒洗出し仕上げで、腰巻、水切り、雨押え、鉢巻などの細部や、窓の庇の銅板葺きなどに職人の丁寧な仕事ぶりがうかがえる。内部の床板には檜の縁甲板を用い、壁はモルタル下地に漆喰塗り仕上げとなっている。平成20年、国登録文化財。

お問い合わせ

庶務課文化財グループ

電話番号:03-3981-1190

更新日:2022年11月1日