ここから本文です。

砂金家長屋

砂金家長屋

<国登録有形文化財>

砂金家長屋の構造は、木造2階建、片流れ屋根の金属葺、外壁・正面・洗出しで一部が金属葺で、側面と背面は下見板張となっている。

この長屋は、正面が洋風の5軒棟割の看板建築建物として、昭和7年に新築され、当初は1階が仕事場(店舗)、2階が住まいの兼用住宅として使われていた。5軒の棟割りで全体間口が10問(約18m)あり、木造看板建築としては大きな建物である。黄土色の洗い出し仕上げと2階窓部分を金属貼とした水平性を強調したシンプルな意匠は、モダンで同時代の先駆的な商業建築。

建物意匠は、道に面した正面が黄土色の骨材を使用した洗出し仕上げ、建物2階部分は縦長の片開き窓と帯状の金属板貼。

お問い合わせ

庶務課文化財グループ

電話番号:03-3981-1190

更新日:2022年11月1日