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学習院乃木館(旧総寮部)

学習院乃木館

<国登録有形文化財>

明治41年(1908)、6棟の寄宿舎・食堂・衛生病棟とともに、総寮部として建てられた。全寮制を導入した第10代乃木希典院長は、総寮部内の一室に起居して、学生と寝食をともにした。現在は、書道部などの部活動に使用されている。

木造平屋建で、桟瓦葺、寄棟造の屋根を持つ。外壁は簓子下見板張で、鉄格子付きの引き違い窓が配置されている。東・南・西の三方の外壁の窓下の小壁は、竪羽目板張りとなっており、下部に横長の換気口がある。

昭和19年(1944)の総寮部取り壊しの際、乃木院長の居室部分が「乃木館」として保存された。

お問い合わせ

庶務課文化財グループ

電話番号:03-3981-1190

更新日:2022年11月1日