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学習院厩舎
＜国登録有形文化財＞
明治41年（1908）の開校当初は、目白通りを挟んだ正門の向かい側（現目白小学校校地）にあった。目白通り拡張に伴い、昭和2年（1927）に倉庫（馬具置場）とともに現在の場所へ移された。赤坂表町の憲兵分隊の厩舎として使用されていたものを移設したものとも記録もあり、さらに古い時代のものである可能性もある。
久留正道設計。木造平屋建、スレート葺、寄棟造。鞍庫は鉄板葺の切妻造である。
通路を挟んで左右両側に馬房を設けている大型厩舎は珍しく、かつては20頭の馬房に分けられていた。厩舎西側に渡り廊下で結ばれた鞍庫がある。
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